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平成21年度議会発言録

平成21年第1回定例会(4 311

蔵立真一議員) 私のほうからは、教育費の保健給食費に係る新規事業としての、小学校の給食棟のドライ運用について質問させていただきます。 まず、確認の意味も含めて4点、質問をさせていただきます。 1点目は、税収の大幅な落ち込みの中で、今回、ドライ運用に至った経緯、そして、なぜ今の時期なのか。 2点目は、ドライ運用をすることで、どのような効果があるのか。 3点目は、どのような機器を導入し、どのように推進していくのか。 4点目は、ドライ運用実施後、監視体制はどのようになっているのか、ご質問いたします。

 以上、1問目です。 

○教育管理部長(上木正憲) ドライ運用にかかわります蔵立議員の4点のご質問にご答弁を申し上げます。

 まず、ドライ運用に至った経緯と、なぜ今なのかということでございます。現在のウェットシステムの給食棟におきまして、一部、学校でドライ運用の試行を行っておりますが、学校給食法の一部が昨年6月に改正されまして、ことし4月から実施されます。その中で、ドライシステムを導入していない調理場におきましては、ドライ運用を図ることが徹底される、これを受けまして、ウェット方式より安全性が高いドライ方式の運用を、今回、全校で一斉に行おうとするものでございます。

 次に、その効果でございますが、ドライ運用を実施することによりまして、1つには、床面のたまり水をなくし、細菌等の繁殖を抑え、衛生管理を徹底させることで食中毒の防止を図ること。2つには、高温多湿にならないことから、職場環境の向上も図れること。また、3つには、光熱費の削減が図れることなどでございます。

 また、導入する機械についてでございます。排水ドロー方式によるドライ仕様ガスの回転がま、それから、水が飛び散らないドライ仕様のスライサー、それと食器消毒保管庫、調理台などでございます。

 次に、どのような方法で推進していくかということでございます。現在、栄養士、調理師を中心といたしまして、ドライ運用に係る推進会議を立ち上げておりまして、そこで運用マニュアルを作成いたしまして、4月から運用実施できるように取り組んでいるところでございます。そして、夏休み期間中にドライ仕様の備品を設置いたしまして、さらに効率的な運用が行えるよう推進を図ってまいります。

 最後に、ドライ運用実施後の監視体制でございますが、衛生監視といたしましては、毎年、食中毒の発生しやすい6月から7月に、高槻市保健所で各校の給食棟の立入検査をしていただいております。そして、指導、助言をいただいているところでございます。ドライ運用の実施後も同様な形を考えております。

 以上でございます。

 

○(蔵立真一議員) 答弁をいただきました。ドライ運用に至った経緯、そして、なぜ今なのか、あるいは効果等々についてご説明をいただきました。十分理解をいたしました。

 そのほか、どのように推進していくかという部分ですが、水が飛び散らないドライ仕様のスライサー等々、他市の事例を見ますと、水をこぼさないとか、あるいは使わないということで過敏になり過ぎて、作業効率を低下させたりとか、また逆に、清掃や消毒に対しての不十分な部分が起こり、不衛生になったという事例も見受けられるそうです。そういった部分を勘案して、運用マニュアルの活用に当たっては、現場の皆さんの声を十分理解した上で行っていただきたいと思います。

 それで、機器についてなんですけども、今ご説明がありましたが、一般的に思うに、ドライ仕様の機器というのは、正直ぴんと来ない部分がありまして、その導入機器は一般の機器と比べまして、ドライ使用は割高になるものかどうか。また、今回、小学校に対して、こういう衛生面の監視体制は十分理解できましたが、21年度後期から始まります中学校スクールランチ事業、これから実施されるわけですけれども、そういったスクールランチ事業においては、外部の調理場で調理を行って、各学校に配送されるわけでありますが、そういった外部の調理場や配膳室など、委託業者の監視体制等はどのようになっているのかお聞かせください。

 以上、2問目です

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○教育管理部長(上木正憲) 2問目にお答えを申し上げます。

 1点目の、ドライ仕様機器の価格についてのお尋ねでございます。ドライ仕様の機器につきましては、以前はオプション価格であったドライ仕様ということが、現在は標準仕様となってきておりまして、厨房機器としては、ほとんど価格差がないとのことでございます。

 次に、スクールランチにかかわりまして、委託業者への監視体制などの関係でございます。委託業者が外部の調理場で弁当をつくりまして、各中学校の配膳室に配送し、配膳員が生徒に手渡すことにしております。まず、スクールランチを委託した業者の調理場等の衛生面の監視につきましては、高槻市スクールランチ衛生管理基準に基づきまして、具体的な調理法や衛生管理上の注意点を示した調理指示書を作成し、それを遵守しているかどうかなど、計画的に調理場の検査などを実施してまいりたいと、このように考えております。

 また、調理場から各学校までの配送は、保冷車などで行うことや、各学校の配膳室では、冷蔵庫等で保管することなど、食中毒の防止の対応をしてまいりますとともに、市栄養士が各学校へ定期的に巡回いたしまして、業者が行う配送や配膳状況の監視を行ってまいりたいと、このように考えております。

 以上でございます。

 

○(蔵立真一議員) 答弁をいただきました。今、ご説明いただきまして、委託業者に対しても、きちっとした衛生管理体制を行っていくということで理解しましたが、そういった配送業者だけでなく、小学校に対しても食材を搬入される業者等々もありますんで、そういった意識という部分が、他市の状況を見てますと大切だということもお聞きしておりますんで、その辺も含めて管理体制を十分していただきたいと思います。

 以上です。

 

平成21年第1回定例会(第5 325日)

 

○(蔵立真一議員) 高志会議員団の蔵立真一です。私は、財源の確保について、夏季休業期間中の小学生の居場所づくりについて質問をいたします。

 昨今の経済状況の中、全国的に見ても税収が落ち込んでおり、本市のような黒字財政を維持している自治体でも、新年度は大幅な税収減が見込まれています。また、今後も見通しはどうなるかわからない状況の中、少しでも自主財源を確保するという意識を自治体にも求められているのではないかと考えます。

 そこで、財源の確保の観点から、税制面と広告事業に関して数点質問をいたします。

 平成20年4月30日に公布された地方税法等の一部を改正する法律により、個人住民税の寄附金税制が大幅に拡充されました。その中で、ふるさとに貢献したい、ふるさとを応援したいという納税者の思いを生かすことができるよう、都道府県、市区町村に対する寄附金税制が抜本的に拡充されました。いわゆる、ふるさと納税と言われるものです。これは、都道府県、市区町村に対する寄附金のうち、5,000円を超える部分について、個人住民税所得割のおおむね1割を上限として、所得税と合わせて全額が控除される制度ですが、本市のふるさと納税に対する取り組み状況をお聞かせください。

 次に、広告事業に関してです。

 平成20年第1回定例会で、私が一般質問した内容に関する政策統括監の答弁においても、企業の広告出稿を図るといった、さまざまな手法については、財源の確保あるいは経費の節減といった観点からも、課題整理に努めていく必要があると認識している、との答弁をいただきました。市としても、その認識は理解されているものと考えておりますが、そこで、ご質問させていただきます。

 今現在、市として実施している広告媒体があるのか。あるとすれば何種類、例えば、どのようなものがあるのかお示しをください。

 次に、夏季休業期間中の小学生の居場所づくりについて質問をします。

 先ほどと同様、経済状況の悪化の中、家計の維持や教育費の出費がかさむとの理由で、また、ライフスタイルの多様化、母子家庭の増加傾向などにより、働くお母さん方の割合がふえている現状があります。平成16年のニーズ調査によると、小学生のお母さんの中で、常時雇用されている方が14.5%、自営の方が3.6%、パート、アルバイトの方が33.2%と、実に51.3%のお母さん方が就労している現状があります。また、仕事と子育ての両立で大変だと感じることとして、かわりに面倒を見る人がいない、という項目が小学生児童の保護者において52%と一番に挙げられています。そんなお母さん方にとって、安心して子育てをしながら仕事をしたいというのは、死活問題ではないかと感じます。

 夏休みの期間において、例えば、就学前児童においては保育園がある。中学生においてはクラブ活動があり、一定は確保されてるんじゃないか。また中学生くらいになると、ある程度自分で行動判断できる年代だと感じます。しかし、特に学童を終えた小学生4年生から6年生のお子さんや、ふだんは学童を利用していない小学生の場合、保護者の就業によって夏季休業期間は、子どもだけで過ごしている家庭が少なくないのではないかと思います。また、保護者が就業していなくても、家庭の中で家族以外の方とのかかわりも余りないまま過ごしている子どももいるのではないでしょうか。外遊びができる環境が整っていない地域の場合、暑い夏は、特に家の中に閉じこもりがちにならざるを得ないかもしれません。子どもたちの、よりよい豊かな育ちを支援するためにも、学校教育が長期休業期間中の場合、家庭と地域、学校が連携して子育ちをサポートしていくような仕組みが望まれます。

 そこで、数点質問をいたします

 施設として小学生の居場所を考えると、まず何よりも小学校が一番に挙げられると思います。施設を有効活用することで、居場所の確保が保たれると考えますが、2学期制実施に伴い実施されている各学校のサマースクールの実施状況、日数、参加状況をお聞かせください。

 施設としてのプールの利用状況はいかがでしょうか、本市での状況をお聞かせください。

 次に、公民館、図書館、コミュニティセンターでは、小学生の夏季休業期間、どのような小学生向けの取り組みを実施されているでしょうか。実施しているとすれば、市内のどこの公民館、図書館、コミュニティセンターでも実施日数は同じなのでしょうか。また、それぞれ1施設当たりでの、小学生向けの取り組みの実施日数をお聞きいたします。その他、何か取り組みがあれば、お聞かせください。

 以上、1問目といたします。

 〔政策統括監兼市長公室長(福田 勲)登壇〕

 

○政策統括監兼市長公室長(福田 勲) まず、財源確保に係る数点のご質問に答弁申し上げます。ご質問の内容が他部局とも関連しますので、調整の上、答弁申し上げます。

 まず、ふるさと納税に対する取り組みにつきましては、9月議会でご審議いただき、市税条例で寄附金控除制度の改正を行ったところです。この内容は、1つは、寄附金の課税時における控除を所得控除方式から算出税額より直接控除する税額控除方式に変更したこと。次に、その限度額と適用下限額を見直したこと。さらに、都道府県、市区町村に対する寄附金について、特例控除額を設けたことでございます。この改正による地方公共団体への寄附金の税制度の拡充による控除が、いわゆる、ふるさと納税と言われる部分でありまして、この制度は、平成20年1月1日以後の寄附金について適用されます。条例改正の議決をいただき、改正の内容をお知らせするため、平成20年11月と21年1月の広報紙でお知らせするとともに、市のホームページ上でも、この寄附金控除の制度改正の内容を掲載しております。また、20年11月の税を知る週間におけるパネル展示でも広報活動を行ったところでございます。

 次に、現在、実施しております広告媒体についてのご質問でございますが、本市では、交通部におきまして広告を行っておりまして、具体の内容といたしましては、市営バスの車内広告や、バス車体を利用したラッピング広告を初め、市営バス待合所や車内放送などでの広告を行っております。広告料は平成19年度が約4,453万円となっており、収益全体に占める割合は1.2%となっております。また、水道部におきましては、年間3回発行しております広報紙「高槻の水道」に、平成15年度からスペースを設けまして、広告を掲載しております。今年度は2回掲載しまして14万4,000円の収入を得ているところでございます。

 以上、よろしくお願い申し上げます。

  〔教育指導部長(山岡利夫)登壇〕

 

○教育指導部長(山岡利夫) 蔵立議員の一般質問につきまして、関係部局と調整の上、私からご答弁を申し上げます。

 夏季休業期間中の小学生の居場所づくりについての4点のご質問です。

 まず、1点目の、2学期制に伴うサマースクールの実施状況等についてですが、2学期制の実施に伴い、小学校では、全校で夏季休業期間に3日間から5日間の授業日を設けるとともに、平均して2日間程度の登校日を設定しております。登校日には、補充学習や水泳指導に加えまして、地域人材を活用した和楽器や、環境教育等の特別講座といった取り組みを、サマースクールとして各校で工夫して実施しております。登校日の参加状況については、基本的には出席を要しない日となっており、実施時期や内容により差がありますが、児童の参加状況は、5割から8割程度となっております。

 2点目の、夏季休業期間のプールの使用状況ですが、授業日や登校日には集中的に水泳指導を実施しており、夏季休業期間の前半1週間と後半1週間は、ほぼ学校管理下で、指導として使用しております。なお、学校管理下ではございませんが、学校開放事業の一つとして、プール開放を行っております。学校開放事業は、地域でのスポーツ振興のために学校施設を有効利用するもので、管理運営は、地域住民で構成される学校開放運営委員会にしていただいております。子どもの居場所づくりという趣旨とは異なりますが、プール開放は、夏休み期間中に学校のプールを利用して、各小学校で行っており、20年度の実績は、平均では1校当たり約4日、利用人数は約570人でございます。その他にも地区プールとして開放を行っている学校もございます。

 3点目の、公民館等の取り組みですが、公民館、図書館では、通年にわたり各公民館、各図書館で青少年を対象とした取り組みがなされていますが、特に、夏季休業期間での取り組みは、公民館では物づくりや料理教室などの講座を実施し、各館1から3回の小学生向けの講座を実施しています。次に、図書館では、お話し会や人形劇、映画会等を行っています。各館では、平均10回程度の小学生向けの授業が実施されています。コミュニティセンターにつきましては、地域ニーズや各種団体等の計画によって取り組み状況は異なりますが、各センターが独自事業として図書コーナーの開放のほか、夏休み期間中に3から5館で、小学生を対象に工作教室や映画会等が開催されております。

 最後に、その他の取り組みといたしましては、運動場や体育館を活用した地域のスポーツ少年団等の活動も行われております。

 以上でございます。

 

○(蔵立真一議員) 答弁いただきました。まず、ふるさと納税に関してですが、答弁の中で、ホームページやパネル展示等で広報活動を行っている、法律改正の趣旨を周知してきたということでした。これに関しては、本市出身者が積極的に他市に納税するというよりも、市のほうから他市へ移られた方へ積極的にお願いする。例えば、本市出身者の方に文書でお願いをするとか、あるいは本市出身者の集まる会合に、市として積極的な働きかけをすべきではないかと考えますが、ご見解をお聞きいたします。

 また、この法律改正では、ふるさと納税とあわせて、あらかじめ具体的な事業での使い道を寄附条例にて制定し、示すことによって、全国から寄附を募ることができるようになりました。寄附をする人が政策を選んで寄附を行い、自治体は寄附の受け皿となる基金をつくって組み立て、必要額に達したら事業化するもので、全国でも取り組んでいる自治体がふえてきています。本市においても、寄附条例を制定することによって、例えば、(仮称)今城塚古代歴史館等々の事業費、維持費、あるいは広報費等に充当することが可能かと思いますが、そういった寄附条例を制定することに対するお考えをお聞きいたします。

 広告に関しては、市税収入が年々減少する中で、財政を維持するための新たな財源の確保のみならず、高槻市の保有する資産を有効活用し、市内の事業者に、安く広告媒体を提供することによる地域経済の活性化にもつながるのではないかと考えます。例えば、横浜市では広告掲載要綱を作成し、広告事業の窓口の一元化、広告媒体情報の一覧化で利便性を高めたりとか、広告事業を、より推進するために、ウェブサイトやメールマガジンを活用して、行政のニーズと企業のニーズ、アイデア等を効果的にマッチングする仕組みを導入されていますが、本市では、現在、バスと水道という企業的な部分で広告事業を行っているということですが、こうした広告事業の拡充を、さらに広げて行うべきと考えますが、ご見解をお聞きいたします。

 次に、小学生の居場所についてですが、夏季休業期間に参加できる小学生向けの取り組みの実施状況についてお答えをいただきました。

 登校日、サマースクールに関してですが、私の地元では、幼稚園と小学校と中学校と連携して取り組んでおられ、私も子どもと行かせてもらったんですけども、非常に楽しく、子どもたちにも好評で、講座によっては締め切りになるものもありました。答弁では、参加状況は5割から8割ということだったので、例えば、中学校区の中の小学校が、別々の小学校にもそういったサマースクール、お子さんが行けるような取り組みとか、あるいは情報発信していただけたら、さらに講座の数が多くなるし、また、そういった居場所という部分も考えると、参加率も向上するのではないかと思いますので、ご検討のほど、お願いをしたいと思います。

 プール指導やプール開放の部分。開放は地域の方と協力して行っているということですけども、子どもたちが大変喜んでおられる実情があります。茨木市では、今、プール指導を15日、教育委員会で行っているということで、1日でも日数がふえたら、お子さんも当然喜ばれるし、そういった居場所という意味で、お母さん方も日数をふやしてもらえたらなという要望もありますので、ご検討のほうをお願いしたいと思います。

 公民館、図書館、コミュニティセンターでも、さまざまな取り組みをしていただいている。私も公民館運営審議会委員をさせていただきましたが、子どもたち向けの楽しい取り組みをたくさん実施されてます。参加状況が多い講座などは複数回を実施したり、あるいは土・日の講座なども開設して、親子の触れ合い等々ができるような講座の実施を要望したいと思います。

 また、図書館でもいろんな取り組みがされている。ただ、近くに図書館がないと、なかなか子どもたち同士で通えない現状があるかと思います。学校図書館は、今、支援員を配置して、非常に充実をしていただいているということですんで、夏季休業期間においても、学校図書館を開いていただいて、身近に行ける機会を、ぜひ、ふやしていただけたらと、こちらも要望とさせていただきます。

 以上、それぞれの部署が、それぞれの目的を持って実施されているというのがわかりましたが、一番大切なのは、こうした情報が、結局、居場所を必要としている子どもたち一人一人や、各家庭に適切に届いているかということではないかと思います。また、小学生の夏季休業中の過ごし方を考えたときには、どうしても学校が担う部分が多くなるんじゃないかと思います。

 そこで、お尋ねをいたしますが、学校教育としては、夏季休業期間をどのように位置づけておられるのでしょうか。また、居場所づくりということでは、どのように認識をされているのでしょうか。先ほどお答えいただいたような取り組みの情報は、どのように子どもたちに提供をされているのでしょうか。学校として、夏季休業中の取り組みの情報をまとめて発信できているのでしょうか。

 以上、2問目といたします。よろしくお願いいたします。

 

○政策統括監兼市長公室長(福田 勲) まず、ふるさと納税の働きかけについてでございますが、寄附金控除の仕組みなどの周知広報に努めるとともに、寄附の呼びかけなどにつきましては、費用対効果も勘案しまして、引き続き、慎重に検討してまいりたいと考えております。

 また、ふるさと納税に係る寄附条例についてですが、本制度は、ふるさとを出て都会に住んでいる方からの寄附を主に想定しておりまして、おおむね積極的に取り組んでいるのは地方都市が多く、都市部では積極的ではないというような状況もございます。制度が始まった中で、どの程度、本市の財政的な効果、影響が出るかということも、現在のところ見込みは立ちにくく、各市とも手探りの状況ではないかと理解をしております。今後とも、北摂各市並びに中核市の取り組み状況などを把握し、課題などの整理を行ってまいりたいと考えております。

 次に、広告事業の拡充についてですが、市の財産を広告媒体として活用し、民間事業者などの広告を掲載することにより、新たな財源を確保するバナー広告等の有料広告につきましては、先進市の動向や現状、課題などを整理する中で、検討してまいりたいと考えております。

 以上、よろしくお願いいたします。

 

○教育指導部長(山岡利夫) 2問目のお答えをいたします。

 夏季休業期間中の位置づけでございますが、夏季休業中は、生活の中心が家庭となり、子どもたちが自分の興味や関心を生かした自主的な活動に挑戦することができる機会であると、とらえております。家族とともに、日ごろできない、さまざまな社会体験や自然体験、生活体験を通し、自信をつけたり、新しい希望や意欲を持つことができるものと考えております。しかしながら、子どもたちの学びの継続性の確保や、学習意欲の向上を考えたとき、学校のかかわりも重要であると認識しており、夏季休業に入る前の事前指導や、夏季休業期間中の取り組みも有効であると考えております。

 議員ご指摘の、子どもの居場所づくりについてでございますが、学校教育の観点から申しますと、子どもたち一人一人の状況を丁寧に把握し、教職員との信頼関係を基盤とした指導を進める中で、子どもたちが安心して学習やその他の活動に取り組めるような環境をつくることが何よりも大切であると考えております。現在の社会状況から見ると、保護者が子どもたちと過ごせる時間が十分とは言えない面もあります。また、安全面での課題から、安心して子どもたちが参加できる機会が十分に持ちづらい状況もございます。子どもの居場所づくりの、さらなる推進ということからすると、家庭、地域、学校が連携を図りながら、社会全体として課題克服に向けた取り組みが必要であると認識しております。

 次に、情報の発信についてでございますが、学校と家庭との連携が重要であることから、学校やPTAが主体として実施しているものにつきましては、学校だよりなどにより、児童を通して家庭に連絡をしております。公的な機関を初め、各種団体が実施しているものにつきましては、その時々の対応となっておりますので、今後、情報の集約について研究してまいりたいと考えております。

 以上でございます。

 

○(蔵立真一議員) 答弁いただきました。まず、ふるさと納税、あるいは寄附の働きかけについてですが、費用対効果も勘案して検討、寄附条例に関しても課題整理ということでした。もちろん、組織的に、なかなか難しい面もあるかもしれませんが、今、答弁の中で、都市部では積極的ではないというお話でしたが、例えば、北摂で言うと、ふるさと納税の呼びかけを池田市や吹田市、豊中市、摂津市、島本町と、ホームページのトップページで呼びかけを行っておられます。平成19年度では、個人、法人を含めて約1,596万のご寄附を高槻市としていただいているということでしたので、こうしたご寄附の活用方法も、きちんとお示ししながら、少しでも財源確保につながるような、そういった有効な活用方法をご検討いただけたらと思います。

 広告に関してですが、課題整理に努めるとのことでした。去年の答弁と比較して余り進んでないような気がいたしますが、例えば横浜市ですと、もちろんバナー広告、北摂でも他市でいろいろやられてますが、パンフレット、封筒、庁舎壁面の空間、ごみ収集車、歩道橋の横断幕、玄関マット等、約260種類の広告媒体を企画されています。収入はわずかかもわかりませんけども、自治体経営ということを考えると、この不景気の中、市として税金を徴収するだけでなく、積極的に財源の確保に取り組んでいるという姿勢を、やっぱり市民の皆様にも示す、頑張っているという姿勢を示すという部分は大切ではないかと思いますので、ぜひともご検討のほうをお願いしたいと思います。

 小学校の居場所の確保についてですが、まず、順序が逆になるかもわかりませんが、情報の発信についてですが、やっぱり、せっかくやってるんだったら、認知をしてもらい、利用してもらうということが一番だと思います。広報でも拝見させていただきますと、一まとめして発信されてるんですけども、特に、やっぱりお子さんに対する情報の発信に、できたら取り組んでいただきたい。保護者の方が講座を選ぶんじゃなくて、お子さんがやっぱり、あれ行きたい、これ行きたいというように主体的に選んでもらう。答弁の中では、学校、PTAが主体としているものを、保護者あるいはお子さんに連絡しているというお話でしたが、各学校の身近な、先ほど取り上げたような施設の情報や、あるいは市内の各イベント等を一まとめにした学校だより、あるいはご家庭の壁にでも張ったりとかできるような夏休みのカレンダーみたいなものを学校で配付していただいて、一つに取りまとめた情報の提供を、ぜひとも、お願いしたいと思います。

 居場所のお話ですけども、居場所を求めているご家庭というのは、結局のところ経済的に苦しいご家庭になってくるのかなと思うんです。仕事と子育てを両立しているご家庭、特に、そういった経済的に苦しいご家庭だと、どうしても夏季の間、お母さん方は仕事に出る機会が多いと思います。それゆえに、夏季休業期間の位置づけの答弁にもありましたが、自主的な活動に挑戦したり、さまざまな体験を通した自信、意欲というものを家族とともにとおっしゃっていましたが、やっぱり、なかなか機会がどうしても少ないんじゃないか。それと、あと居場所への不安がやっぱりある。スイミングとか習い事を子どもたちにさせることによって、何とか居場所の確保をされているご家庭もありますが、家計が苦しいほど子どもたちが家にいがちな状況になるのではないかと思います。子どもさんひとりで過ごすだけの力を、子どもたちがつけていくことももちろん必要ですけども、子どもたちの巣立ちを考えたときに、個別で過ごす時間だけでなく、だれかと一緒に遊んだり、一緒に勉強したりというような、ふだんとは違う集団で過ごしたり、いろいろな人と触れ合う体験もやっぱり必要だと思います。

 今、夏季休業期間中の位置づけの中で、学びの継続性の確保や学習意欲の向上を考えたとき、学校のかかわりも重要であると認識されていると、また、居場所づくりに関しては、家庭、地域、学校が連携を図りながら、課題克服に向けた取り組みが必要であると認識しているという答弁いただきましたんで、ぜひとも、そういった取り組みを拡充していただきたい。また、行政全体でも、できればお願いをしたい。

 広報を見てますと、例えば、水道部とかでも、子ども向けのイベントを実施したりとか、あるいは緑化森林公社でも、いろんなイベントを実施されてますんで、そういった情報をお子さん、家庭に伝えるということが、まず大切かと思いますんで、そこら辺の全庁的な取り組みを、できたらお願いをしたいということを要望して、質問を終わらせていただきます。

 ありがとうございました。

平成21年第3回定例会(第3 629日)

○(蔵立真一議員) 高志会議員団の蔵立真一です。一般質問を主に2題、質問をいたします。

 まず、赤ちゃんにまつわる諸課題について、数点お伺いをします。

 まずは、赤ちゃんの死亡率に関連して、日本における赤ちゃんの死亡率、ここで赤ちゃんというのは乳児から幼児にかけての段階と考えますが、医療の発達に伴い、世界的に見ると低い割合ですが、しかしWHOの調査などによると、主要先進国の中では、事実上最悪な状況です。

 死亡の最多原因は、不慮の事故であります。日本における乳幼児の不慮の事故が、他の先進国よりも多い、死因の上位であることは余り知られていないのが現実です。

 母子保健の国民運動計画「健やか親子21」の中間評価では、小児の不慮の事故死亡率は改善傾向にあるものの、なお死因の1位であり、今後も取り組みを推進していく必要があるとし、不慮の事故死亡率を半減させることを目標とし、関係者の取り組む方向性を示しています。

 また、少子化社会対策大綱の具体的プランである、子ども・子育て応援プランにおいても、目標値として、事故防止対策に取り組んでいる市町村の割合を100%にすることが掲げられています。

 事故の内訳は、交通事故、溺水、転落、窒息、熱傷といったもので、全国的に見れば、重傷の子どもの搬送、受け入れ体制の問題も否めませんが、それより喫緊で大切なのは、実は、そういった事故にかかわらない予防であると言われています。

 周囲の方が小さなお子さんを育てているお母さん、お父さん方に注意点を少し教えてあげるだけで、大きな効果があると言われています。子どもの事故に関心を持ってもらうこと、どの家庭にも起こり得ることについて知っていただき、命をなくす子ども、けがをする子どもを一人でも減らすようにしていくべきだと考えます。

 そこで、まず1点目の質問ですが、本市の母子保健事業における乳幼児の不慮の事故に対する防止対策の取り組み状況についてお示しください。

 次に、母乳育児についてです。

 先ほどと同じく、健やか親子21の中間評価によって、今後5年間に重点的に取り組むべき課題が明らかとなり、それらの課題を解決するための推進方策として、「母乳育児推進と授乳しやすい環境づくりの促進」という項目が追加されました。

 昨年の私の一般質問で、健康部長の答弁として、地域の医療機関や他の子育て機関と連携を図りつつ、母乳育児の推進に努めていきたい、とのことでした。そうした中で、市内の授乳施設が少ない、あるいはどこに授乳施設があるのかわからないので、なかなか外出しづらいといったお母さん方のお話をよくお聞きします。

 そこで、お尋ねしますが、本市の現在の授乳施設の設置状況と今後の方向性についてお聞かせください。

 次に、出産に関連して。

 この3月に、本市では次世代育成支援行動計画後期計画の策定に当たり、ニーズ調査結果報告書がまとまりました。この中で、行政に対して子育て支援策で充実を図ってほしいことの1番として、保育サービスの費用負担軽減や児童手当など、子育てのための経済的支援の充実が上げられています。子育て世代の親にとっては、少しでも経済支援をしてほしいというのは、切なる願いかと思います。

 大阪府は、出産育児応援給付金というのを実施しておりましたが、このたびの大阪維新プログラムにより平成20年度末をもって終了することとなりました。この内容の是非は別として、この制度による対象となる出産は、平成19年11月1日から平成21年3月31日までとなっており、手続は1年間有効ですので、対象の方には早目の手続をお願いすべきだと考えます。

 そこで、現在、本市の受給者の状況はどのようになっているのか。未受給者への対応はどのように行っているのか。案内状況はどのようになっているのかお示しをください。

 次に、新型インフルエンザの対応について数点質問いたします。

 1918年3月に発生したスペイン風邪は、足かけ3年続きました。この間、3回の大きなピークがありました。第1波は比較的弱毒でしたが、同年6月に世界の3か所の港において発生した第2波は致死率が20%を超え、第1波とは比較にならないほどの強力な毒性を獲得しました。

 今回のインフルエンザの対応を踏まえ、厚生労働省は6月19日、原則として新型インフルエンザに感染した軽症例を自宅待機とすること、有症者へのPCR検査を実施しないことなどを盛り込んだ、医療の確保、検疫、学校・保育施設等の臨時休業の要請等に関する運用指針の改訂版を発表しました。

 この秋に新型インフルエンザの再流行が言われており、スペイン風邪と同様、強毒になるかもしれない。5月の対応時の問題点を洗い出し、生かすことが市民の生命を守る我々の使命であるはずです。

 そこで、数点お伺いします。

 マスクが品薄状態になるなどしたため、家庭でのマスクの備蓄、また、手洗い、うがいの励行など引き続き推進していくような指導が大切であると考えます。市民への啓発活動をどのように行ってきたのか、今後、どのように行っていく予定かお示しください。

 発熱相談センターにおける人員体制、市民の皆様からの問い合わせの状況はどうだったか。医療機関への情報の提供はどのように行ったのかお聞かせください。

 保育所、学童保育や高齢者通所介護施設等の一斉休業により、育児や介護のために仕事を休まざるを得なかった方も少なくないと思います。今回の対応の経緯、今後の方向性、あわせて市の職員の方々の状況はどうだったのかお示しください。

 以上、1問目といたします。

   〔子ども部長(古村保夫)登壇〕

 

○子ども部長(古村保夫) 蔵立議員の赤ちゃんにまつわる諸課題についての3点にわたるご質問にお答えいたしたいと思います。

 まず、1点目の、不慮の事故に対する防止対策の取り組み状況についてでございますが、小さな子ども、特に乳幼児を事故から守るためには、周りの大人が責任を持って環境等に注意する必要があります。本市におきましては、母子健康手帳やママパパ教室の際に使用するテキスト等を通して、妊娠中から啓発に努めております。また、健診や予防接種等で多くの方がご利用される保健センターや西部地域保健センターに、事故防止に関するポスターを掲示するとともに、4か月児健康診査、1歳6か月児健康診査、3歳6か月児健康診査の際には、お渡ししているリーフレットに、各年代に応じた事故の防止方法等の内容を掲載し、注意を促しております。

 また、さらに、市ホームページの、子育て“あんしん”ネットWAIWAIカフェの子育てに役立つ情報におきまして、0歳から就学前の乳幼児期に起こりやすい、やけど、誤飲、転倒、転落などの事故についての予防を掲載してございます。また、感染症の症状や予防についても掲載し、啓発を行っているところでございます。

 2点目の、授乳施設の設置状況及び今後の方向性についてでございますが、高槻市内の各施設における授乳施設の設置状況につきましては、現在のところ正確な把握はいたしておりません。市の関係する施設といたしましては、市庁舎本館の1階と総合センター7階の子ども部のフロア、保健所、子育て総合支援センター、小寺池図書館で設置しております。その他では、子育て支援拠点施設つどいの広場13か所、商業施設として松坂屋、西武百貨店、ジャスコ等に設置されております。今後の方向性といたしましては、市内の授乳施設の設置状況の把握に努めてまいりたいと考えております。

 3点目の、大阪府出産育児応援金の支給状況、未受給者への対応及び案内状況についてでございますが、平成19年11月の制度発足以来、本市の支給件数は、平成21年5月末現在の数字で604件でございます。また、未受給者への対応及びご案内は、市民課及び各支所の出生届窓口において、該当者にチラシを配付するとともに、市広報紙及びホームページでお知らせしております。さらに、児童手当受給者で未申請の方につきましては、電話で連絡をさせていただいているところでございます。また、大阪府に対しましても対象となる方の申請漏れが生じないよう、広報等に力を入れていただくように強く要望しているところでございます。よろしくお願いいたします。

 以上でございます。

  〔保健福祉部長(三宅清道)登壇〕

 

○保健福祉部長(三宅清道) 蔵立議員の新型インフルエンザの対応に関するご質問でございますが、ご質問の内容が他部局にまたがりますので、調整の上、私からご答弁申し上げます。

 新型インフルエンザに係る市民への啓発活動でございますが、4月27日に市のホームページを利用し、新型インフルエンザ関連情報を掲載するとともに、内容を随時更新してまいりました。主な内容は、発熱相談センターの案内を初め、患者発生情報、本市の新型インフルエンザに関する対応、予防対策などでございます。また、国や府の情報もお伝えできるようにリンクさせていただいております。さらに、5月10日号の広報紙に、発熱相談センターの設置について掲載し、5月25日号には「新型インフルエンザ身近な予防策は?」と題し、予防策や備蓄品について、市民の皆様にお知らせをしたところでございます。このほか本市各施設を初め、市バス車両内、JR、阪急電鉄の市内各駅の啓発ポスターの掲示や、防災行政無線、屋外拡声式受信装置等を使用し、市民への注意喚起を行ってまいりました。

 今後における啓発活動の予定でございますが、ホームページにつきましては、常時内容を更新して注意喚起をしているところでございますが、秋に向けて適宜、広報紙に掲載するなど、予防啓発に努める予定でございます。

 次に、発熱相談センターの人員体制についてでございます。

 発熱相談センターでは、開設しました4月29日より、全庁的な応援体制を構築し、保健予防課を中心として保健師を確保したところでございます。4月29日より3名体制、高槻市内で患者が発生した5月17日以降は5名体制、5月19日以降は6名体制といたしました。また、19日以降は24時間体制といたしましたことから、8時45分から20時45分までと、20時45分から翌8時45分までの12時間交代制をとり、20時45分からの夜間については、3名から4名の体制といたしました。

 市民の方からの問い合わせ状況についてでございますが、発熱相談は5月18日がピークで612件、新型インフルエンザに関する相談が同日で114件ございました。患者が発生しておりました5月22日までは、1日300件から400件の問い合わせがございました。現在では1日30件前後でございます。

 また、医療機関への情報提供についてでございますが、まず、市医師会との緊密な連携のもと、必要な情報を迅速に提供し、新型インフルエンザ対策として必要な取り組みについて協議を重ねた上で、各医療機関への周知をお願いいたしました。医師会へ加入されていない医療機関、及び市内19病院につきましては、保健所よりファクスや郵送で情報提供をさせていただきました。

 今回の対応の経緯等についてでございますが、5月17日、日曜日に大阪府内において高校生の感染者が確認され、同校の高槻市に在住する高校生2名についても、新型インフルエンザ感染の疑い事例が発生したため、第4回健康危機管理対策本部会議を開催し、大阪府からの活動の自粛や学校の臨時休校の要請に係る大阪府の方針について、及び新型インフルエンザ発生への対応についてによる要請を受け、緊急措置として5月18日、月曜日の、小、中学校、幼稚園、保育所の休校、休園、福祉施設等の休所や市主催行事の中止などを決定いたしました。さらに、17日の日曜日の夜、この高校生2名の新型インフルエンザへの感染が確認されましたため、翌18日、月曜日、第5回対策本部会議を開催し、大阪府からの要請に基づき休校、休園などの措置を24日の日曜日まで延長いたしました。その後、5月22日、金曜日に国の基本的対処方針の改定を受け、同日第6回対策本部会議を開催し、休校措置等について、25日、月曜日からの再開を決定したところでございます。

 これら休校等措置の今後の方向性につきましては、秋以降に危惧されます第2次の流行に備え、国の行動計画や基本的対処方針等に従いながら、国、府との連携を密にし、対応してまいりたいと考えております。

 また、幼稚園、保育所等、施設の休所等の措置により影響を受けた本市の職員への対応でございますが、職員の子に係る幼稚園、保育所、学童保育室が休園等になった場合や、職員の同居の家族に係る障害者通所施設、通所介護施設等が休所となった場合で、ほかにこれらの者の世話を行う者がいない場合については、国家公務員の例に倣い、特別休暇扱いとしたところでございます。

 以上でございます。

 

○(蔵立真一議員) ご答弁いただきました。

 赤ちゃんに関連して順番が逆になってきますが、育児応援金についてですが、私の周りに知らない方が結構いらっしゃるというお話を聞きます。請求がやっぱり1年間ですので、できる範囲で周知をしていただくような積極的な働きかけをお願いしたいと思います。電話でもされるということですので、ぜひ、お願いをしたいですし、大阪府にも強く要望するということでしたので、ぜひ引き続きお願いをしたいと思います。

 赤ちゃんの不慮の事故に関してですが、平成16年の子ども家庭総合研究事業の報告書の中で、北九州地域で行った事故防止の研究というものがあります。その中で、まず安全チェックリストやパンフレットなどにより声かけをするなど、積極的に保護者に事故防止の指導を行うことにより、医療機関を受診した事故の発生件数が有意に減少する、あるいは子どもの事故を経験した保護者の8割以上が、少しの気配りで防止可能としている。また、1歳6か月までに、約4人に1人の子どもが医療機関を受診する事故を経験し、複数回の事故経験も入れると事故発生頻度は30%以上にも達しており、防止できるにもかかわらず多くの子どもたちが痛い思いをしているという報告があります。

 こうした報告を受け、市町村で事故防止指導を効果的に実施するために、国立保健医療科学院が子どもの事故防止指導に必要な母子保健事業のための事故防止指導マニュアルというのを開発しました。答弁では、ママパパ教室でテキストを通じて啓発、これはある程度効果的かと思いますが、出産前なので、どこまで記憶に残るかという部分と、出産前のすべての方が参加するわけではないので、課題があるかと思います。

 ポスター掲示、リーフレットに掲載、ホームページに掲載とありましたが、先ほど紹介したマニュアルの中では、答弁にあったような掲示、掲載は時間が全くとれない場合の指導方法として上げられています。そういった方法しかとれない場合は、必ずお母さん方に見ていただくように声かけをしなければ、余り積極的な指導方法であるとは言えません。この母子保健事業のための事故防止指導マニュアルや、その指導教材をもとに、これまで以上に積極的に事故防止に努めるべきだと考えます。

 そこで、再度、数点質問いたしますが、高槻市では、こんにちは赤ちゃん事業を実施しています。こうした家庭訪問は、育児の状況を把握し、実態に即した指導ができる絶好の機会ではないかと思います。訪問した際には、家庭内の環境を点検しながら、事故防止について説明をすると効果的だと思いますが、こんにちは赤ちゃん事業において、そうした指導や情報提供をするべきではないかと考えますが、いかがお考えでしょうか。

 また、子育て総合支援センターあるいは保健所にて事故を防ぐ具体的な方法を解説したパネル展示や、子どもの視野やチャイルドシートの装着が体験できるコーナー、安全グッズのコーナー、子ども応急処置、子ども心肺蘇生法講習会の実施など、身近にわかる形で事故防止の普及啓発に取り組むべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。

 次に、授乳施設についてですが、答弁では設置状況を正確には把握していないとのことでした。今後の取り組みとして把握に努めていくとのことでしたので、ぜひ、お願いをしたいと思います。そして、状況の把握の上、授乳できる環境を市として整えていただきたい。まずは気軽に公共施設にて授乳できる環境を整えていただけたらと思います。

 例えば、板橋区などでは、赤ちゃんの駅と銘打って、保育所や幼稚園、あるいは大学など気軽に立ち寄って授乳したり、ミルク用のお湯を提供してもらえる取り組みをされています。板橋区の職員の方に電話でちょっとお話を聞いたんですけれども、特に新たなスペースを設けるというのではなくて、ふだん使っている教室とか職員室という部分を授乳する場所に困った際にお貸ししますよ、あるいはお湯を気軽に提供しますよという授乳のサポートをされているということでした。本市でもこのような取り組みを考えるのはいかがでしょうか。

 また、授乳施設の情報をWAIWAIカフェなどで積極的に情報提供を行っていくべきだと考えますが、いかがでしょうか、お示しください。

 新型インフルエンザの対応についてですが、初めてのことでもあり、国の対応も二転三転し情報が錯綜した。発熱相談センターや危機管理課だけでなく、いろんな部署でも潜在的な問い合わせがあったかと思います。発熱相談センターで処理しなくてもいい問い合わせも実際はあったというお話もお伺いしましたし、電話も十分つながらなかったような状況もお聞きしてます。

 まず、答弁をお聞きしますと、新型インフルエンザが発生してから啓発を行ってきたような気がします。マスクや手洗いなどの効果は、マスコミも大きく取り上げましたし、マスクが不足したという経緯もあり、市民の皆様には十分浸透してきたかと思いますので、今後も継続して啓発はお願いをしたいと思います。

 また、特に問い合わせ先に関しては、どこへ問い合わせたらいいのかという部分、わかりやすく市民の皆様に広報していくべきだと考えます。次の第2波が来たら、また同じことの繰り返しになりかねないんじゃないか、本当に必要な人が、電話がつながらないために聞けない状況になる。また、本市の各部局の職員も罹患等により、最小限の人員で対応していることが想定されます。罹患により人員が確保できるかという問題もあるかと思います。

 そこで、再度質問をいたしますが、再流行した際に、問い合わせが殺到することが予想されるのではないでしょうか。市民からの問い合わせに対処できる全庁体制を整備し、市民の皆様に問い合わせ先を事前に周知する必要があるかと考えますが、いかがお考えかお示しください。

 市民の問い合わせにより、庁内間の連絡網が断たれる可能性はないのでしょうか。例えば、別回線を設ける、役職者の方に携帯電話を配付するなど、何らかの連絡網の整備をする必要があるのではないかと考えますが、いかがお考えでしょうか、お示しをください。

 医療機関への情報提供に関してですが、医師会を通じて行われているとのことでしたが、今後は、各医療機関が最初の窓口となることから、パンデミック時には、特に診療所、個人の開業医の先生方は、少しでも瞬時に情報が欲しい、相談事が多い状況になるかと考えます。例えば、仙台市が取り組んでいるような医療機関専用のメディカルコールセンターを設置し、最新の流行状況や市内の治療用ベッドのあき状況等を把握して、診療所、病院からの問い合わせに応じるなど、市内の医療機関を支援する体制をとるべきだと考えますが、ご見解をお示しください。

 次に、今回、休校、休園措置の経緯をご説明いただきました。確かに、こうした措置が感染拡大の防止に有効だったという専門家の意見は多数であります。今回、弱毒性だったということもあり、実際に医療機関に勤めている方なんかは、医療機関に附属する院内保育所などに預けられている方がいたというお話もお聞きしました。

 板橋区なんかでは、保護者の両親とも社会的機能の維持にかかわる仕事、例えば警察であったり医療従事者、ライフラインに関する業務に勤務されているなど、あらかじめそういった方の児童を保育する緊急保育などを考えておられます。そういった形で児童を選定して、十分な感染予防対策をとって、子どもたちの安全という部分も考えて緊急保育を行う、あるいはそういった医療機関での院内保育を設置しているところと連携体制をとるべきだと考えますが、いかがお考えでしょうか。

 また、こうした場合、人手不足が予想されると思います。医療スタッフの確保に努めるために、必要に応じて医学生、看護学生等のボランティアの応援を要請するシステムづくりをすべきだと考えますが、いかがでしょうか。

 以上、2問目といたします。

 

○子ども部長(古村保夫) 蔵立議員の事故防止についての、こんにちは赤ちゃん事業及び保健センターでの指導、情報提供についてのご質問にお答えいたします。

 議員仰せのとおり、保護者には事故防止の指導を行うことが、事故発生数の減少につながると考えているところでございます。こんにちは赤ちゃん事業につきましては、出産後間もない時期の家庭から、さまざまな不安及び悩みをお聞きすること、また子育てに関する情報提供を行うとともに、支援が必要な家庭に対し適切なサービスの提供に結びつけることでございますので、4か月児健康診査等でお渡ししているリーフレットを参考に、わかりやすいチラシ等を検討して、指導については困難な面はございますが、情報提供に努めてまいりたいと考えております。

 また、保健センターでの取り組みでございますが、本市独自で作成しました健診時にお配りしておりますリーフレットにつきましては、今後も母子保健事業のための事故防止指導マニュアルを参考に、よりわかりやすいものになるよう改善してまいりたいと考えております。また、健診や訪問等、さまざまな事業を実施する中で、市民に事故防止に対する理解を促進する啓発方法について検討してまいります。

 次に、授乳施設についてのご質問でございますが、赤ちゃんの駅につきましては、他市等の調査を行ってまいりたいと考えております。また、把握した授乳施設の情報につきましては、各施設の協力をいただきまして情報提供できるように努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。

 

○総務部長(上田豊喜) 蔵立議員の新型インフルエンザの対応についての2問目の数点にわたるご質問でございますが、初めの2点につきまして、私のほうからご答弁申し上げます。

 まず、市民の方からの殺到する問い合わせへの対処に関するご質問でございます。市民の方からの問い合わせにつきましては、市内での患者発生期や、感染拡大期、あるいは学校や保育所を初めとした公共施設の休校、休園時などに非常に多くなっておるところでございます。こういったことから、新型インフルエンザに関する正確な情報をできるだけ早く入手し、ホームページや広報紙を通じまして身近な予防策や正確な情報をわかりやすく掲載し、予防啓発に努めるとともに、公共施設の閉鎖時における連絡先などを速やかにホームページに掲載するなど、その充実に努めてまいります。

 次に、庁内の連絡網、電話回線に関するご質問でございますが、議員ご指摘のとおり、庁外からの着信、あるいは庁外への発信が契約回線数を上回りますと電話がつながらない状態になりますけれども、庁内の内線電話につきましては、庁外からの受信、庁外への発信数の影響を受けないために通話可能でございます。

 一方、今般の新型インフルエンザの発生に伴いまして、保健所に設置されました発熱相談センターや電話相談窓口などに、市民からの問い合わせが殺到し、本庁と内線電話でつながっていない保健所との連絡が非常にとりづらい状態に陥ったのも事実でございます。このような状況を回避すべく、市が災害などの非常用に常備しております携帯電話を活用し対応したところでございまして、今後におきましても臨機に対応してまいりたいと考えておるところでございます。

 以上でございます。

 

○保健福祉部長(三宅清道) 続きまして、3点目と5点目のご質問にご答弁申し上げます。

 まず、3点目の、市内の医療機関を支援する体制に関するご質問でございますが、国や大阪府からの情報を医療機関へ情報提供する方法といたしまして、国では新型インフルエンザのホームページを新型インフルエンザ未発生期より立ち上げ、国内発生後は医療従事者の方々へというホームページを整備されて、最新情報を掲載するようにされているところでございます。1問目の、市民向け啓発に関するご質問にもお答えいたしましたように、高槻市では国や府の情報もお伝えできるようにリンクさせていただいております。議員仰せの、パンデミック時における最新の新型インフルエンザ流行状況や、市内の治療用ベッドのあき状況等の情報提供の必要性は認識しているところでございます。医師会との緊密な連携のもと、情報把握に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、5点目の、医学生や看護学生等のボランティアを募るシステムづくりに関するご質問でございますが、恐らく医療機関におきましては、人手不足が生じているものと推測いたします。ボランティアを募るシステムづくりにつきましては、災害発生時にはよくとられている手法であるかとは思いますが、今回のような感染症発生時に、実行可能性も含めて、国、府などの動向を踏まえる中で検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。

 

○子ども部長(古村保夫) 続きまして、4点目の、新型インフルエンザ発生時の緊急保育に関するご質問にお答えいたします。

 厚生労働省からの通知等により、保育所が臨時休所した場合にも、医療関係業務に従事する保護者等で保育サービスの利用が必要となる場合には、既存の保育サービス資源を活用した対応について配慮を行うことと、こういう通知がありましたことについては認識しております。今後、どのような対応が可能かについて調査研究してまいりたいと考えております。

 また、医療機関が設置いたしております院内保育施設と、どのような場面で協力体制がとれるかにつきましても、今後、調査研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。

 以上でございます。

 

○(蔵立真一議員) ご答弁ありがとうございました。

 赤ちゃんに関連してということで、まず、こんにちは赤ちゃん事業にて、わかりやすいチラシ等を検討いただくということですので、ぜひ、お願いをしたいと思います。また、こんにちは赤ちゃん事業でしたら、実際に家の中に入って、できたら直接指導をして、こういう状況は危ないですよとか、そういったことをお母さん方とやりとりをしながら、ぜひ行っていただきたい。また、健診時に配付するなら、やっぱり一声かけて啓発に努めていただきたいと思います。また、啓発方法等もいろいろ検討していただくということですので、ぜひ、お願いをしたいと思います。

 授乳施設に関してですが、公共施設で授乳を応援しますよということを市が発信することによって、やっぱりお母さん方も安心して外出できるんじゃないかと思います。情報提供も含めて努めていただけるということでしたので、ぜひ、お願いをしたいと思います。

 新型インフルエンザに関してですが、問い合わせに関して、庁内外にかかわらず、やっぱり問い合わせが多かったと認識されていると思います。庁内の連絡体制は問題ないということでしたが、例えば、本庁と保健所の連絡は臨機に対応と述べられていましたが、やっぱり臨機対応したからこそ混乱が生じたという部分があるんじゃないかと思います。やっぱり、私は日ごろから対策をとっていただきたいと。先ほど広報の話もありましたけれども、公共施設の閉鎖時における連絡先などを速やかにホームページに掲載する等もありましたが、やっぱり平時から、そういった窓口をどうするか、全庁にわたって問い合わせ先の一覧を公告するなり、あるいはホームページに載せるのか、あるいはパソコンや携帯の修理の問い合わせなんかで、よく電話でコンピューターが振り分けるようなシステムなんかもありますし、そういった部分を含めて、少しでも実際に発熱相談センターに問い合わせをしたい人ができるような体制を、ぜひ、お願いしたい。市民の利便性を低下させずに、効率的に業務を行えるような体制づくりをお願いしたいと思います。

 あわせて、職員の方も罹患等により職員数が減少することが想定されることから、流行時のすべての部課の優先業務や、実施に必要な条件等について整理を行って、全庁でもう一度見直しを考えていただきたいと思います。

 医療機関を支援する体制についてですが、答弁では医師会との緊密な連携とありましたが、ベッドの確保、あるいは状況把握もそうですが、例えば処方をする薬局ではどのように対応するとか、現場の診療所の方々の感染防護用品等々、そういった部分はきちっと整っているのかといった課題もなきにしもあらずかと思います。また、スタッフの人手等々の話もありましたが、どうしても人手不足が懸念されるかと思います。市の医師会はもちろんですけれども、できたら学識経験者とか市内の各医療機関、薬剤師会や看護協会等々、平常時から随時定期的に情報交換を行っていただけたらと思います。

 あと、保育に関してですけれども、これはやっぱりなかなか正直難しい問題かと思うんです。感染防止のために保育所を休園している。ただ、現実、医療職に従事されている方が院内保育施設に預けているという現実もあるんで、やっぱり、そうした子どもたちにできるだけ感染防止の対策をして、そして安全を守っていかなければいけないんじゃないかと思います。院内保育施設で、どのような状況で行われているのか、あるいは今回の保育の状況は、非常にクレームがあったとお聞きしていますけれども、そういった状況をもう一度確認していただきまして、医療機関の院内保育施設と協力できるなら、どこの部分が協力できるのか、あるいは市内の公立、民営施設でそういった保育を考えていくのか等々も含めて、十分ご検討をいただきたいということを要望しまして質問を終わります。

 以上です。

平成21年決算審査特別委員会(1019日)

○(蔵立委員) 私のほうからは市長公室3件、総務費2件、質問させていただきます。

 まず、主要事務執行報告書8ページにありますまちづくり提案制度について質問いたします。

 まちづくり提案というのは、税収が落ち込んでいくことが予想される今後の行政運営を考えると、行政だけでは考えることができない、民間による斬新な発想や効率化を施策に生かす意味で、大変重要な制度だと考えています。また、今後の地方分権の推進により、みずからのことをみずからで考えていかなければいけない範囲が拡大するであろうということを考えると、公民の役割分担を再構築するヒントにつながってくるのではないかと思います。そこで、まずまちづくり提案制度の現状と課題についてお尋ねをいたします。

 以上です。

 

○(林広報広聴室参事) 蔵立委員のご質問に答弁いたします。

 まちづくり提案制度は、まちづくりに関してテーマを設定し、市民の建設的な意見を公募することにより、市民のまちづくりへの参画意識を高めるとともに、今後の施策展開に生かすため、平成19年度から実施しているものでございます。

 平成20年度におきましては、防災・防犯と健康づくりの2つのテーマを設定し、8月1日から31日までの1か月間募集いたしました。その結果、合計24件の応募があり、1次審査、2次審査と慎重に審査をいたしました結果、防災・防犯から1件、「親子で防犯策を体で覚えよう」を採用いたしました。

 まちづくり提案制度の課題につきましては、行政だけで考えることのできない建設的で斬新な発想や意見を幅広くいただくために、テーマ設定をしない方法や、幅を持たせたテーマの設定、制度の周知徹底などを行い、提案件数の増加を図る必要があると考えております。

 以上です。

 

○(蔵立委員) 答弁いただきました。今、答弁の中で、参加意識を高める、あるいは施策展開に生かすという部分はまさにそのとおりだと思います。

 ただ、現状を考えると、その募集期間の部分、1か月、2か月足らずということで、やっぱり年間を通してPRをして、募集時期はやっぱりこの時期だという形で募集時期の長期の見直しを考えていただいたら、また応募される方もふえてくるのではないかと思います。

 また、募集内容を拝見していますと、どちらかというと建設的な提案というよりは、行政に対する、ある意味文句というか、苦情という部分からの発案といった部分も多々あるように感じました。こうした意味から考えると、提案内容をもう少し現実味とさせる、あるいは具体化させるという意味で、指定管理者といった従来のような行政が決めた枠組みを、市の施策や事業を民間にゆだねるというんじゃなくて、実施するすべての事務事業を対象に民間からの自由な提案を受ける方法や、あるいは、あらかじめ施策レベルの課題を行政が設定して、民間の発想やノウハウを生かしていくような、そうした具体的な事業提案を受けていくなど、民間事業者の発想を生かす方策に私はもっと力を入れるべきだと思いますが、市のご見解をお聞かせください。

 

○(林広報広聴室参事) 現行のまちづくり提案制度におきましては、要綱上、提案者として、第4条におきまして、市内に在住、通勤・通学する個人及び市民活動団体、事業者とする旨を規定しております。ただ、結果として、これまでのところ事業者からの具体の提案はなされておりません。

 委員仰せのように、民間からの提案につきましては、まちづくり提案制度において事業者の方々も提案し得るものでありますので、具体の提案がなされ、当該提案が採択される場合には、その実現に向け取り組んでまいることになります。

 いずれにいたしましても、市民相談センターといたしましては、今後、事業者等に対する当該制度の周知を含めまして、本日委員から承りましたご意見につきまして、関係課とも連携をとりつつ研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。

 

○(蔵立委員) 7月でしたか、視察に伺いました杉並区では、行政サービス民間事業化提案制度というのを実施されています。

 例えば、これから民主党政権によって地方分権が進んでいくと仮定すると、より一層、自治体のお金の使い道の評価なり、あるいは方法等々が問われてくることになろうかと思います。10年や20年後の自治体のあり方を考えると、量的な改革からやっぱり質的な改革へと展開していかなければいけない。そうした中で、民間事業者からの提案というのは、行政がその役割を一から見直していき、公民の役割分担を再構築する抜本的な経営改革に対する取り組みにつながっていくんじゃないかと私は思います。

 その杉並区の中では、例えば、民間の提案によって、電話案内による国民健康診査受診率向上の施策とか、奨学資金債権管理回収等の業務等々、民間の発想からそういった提案をいただいて事業展開を進めていくようなことがございますので、ぜひ事業者からの提案を進めていくような、さらなるご検討をお願いをしたいということを要望して、この件は終わります。

 次に、職員提案制度、主要事務執行報告書11ページ、職員提案について質問をさせていただきます。

 昨年の決算委員会でも多くの委員の方々から多々指摘がございました。今回、報告書を拝見いたしましても、昨年と同様なかなか提案数が少ないように感じます。こういった要因をどのように考えているのか。

 また、昨年度から制度上変更した部分等々あれば、お聞きをいたします。

 以上です。

 

○(西村行政経営室長) 職員提案に関するご質問でございます。

 平成20年度の職員提案数につきましては、委員仰せのとおり15件でございました。

 提案数が少ない要因をどのように考えているかとのご質問でございますが、個々の職員は日々業務に精励し、その中で常に業務改善に努めているものと考えております。その中で生まれた創意と工夫のアイデアが職員提案にあらわれてこないということは、まことに残念であると考えております。北摂他市におきましても、ほとんどの市が本市と同様の状況であり、その対応に苦慮されていると聞き及んでおります。

 要因の一つといたしまして、職員の創意と工夫はみずからの業務活動を通じて生まれるものが多くあることから、今般、従来提案できないとしておりました提案者の所属する職場における事務改善にとどまる提案につきましても、その制約を撤廃し、提案できることといたしました。また、提案内容全体については採用に至らない提案であっても、その中にすぐれたアイデアが含まれている場合にはアイデア賞を授与し、提案者の意欲、努力にこたえられるよう、制度上の改善を今般10月に行ったところでございます。

 今後は、新しい職員提案制度によりまして、職員の日々の事務改善に向けた取り組みが提案につながるよう、より一層職員に周知してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 

○(蔵立委員) 職員提案というのは、今おっしゃったように、やっぱり職員の皆さんの創意と工夫、あるいはアイデアの観点から、業務改善を行う礎になるかと思います。

 そういう意味では、業務改善の視点は、業務に携わる皆さん、常日ごろだれもが考えていかなければいけないことだと思っています。そういう意味で、係長級昇任試験を受けられる方々なんかは特にそういった観点をやっぱり持っていただきたいということで、例えば、何らかの形でそういった試験を受けられる方に、半ば強制的と言ったら失礼かもわかりませんけども、そういった形でふやしていく努力をしていくべきではないかと思いますが、ご見解をお尋ねいたします。

 

○(西村行政経営室長) 職員が業務を行うに当たりまして、率先して担任事務の改善を行い、業務の効率化や市民サービスの向上に努めることは当然の取り組みと考えております。

 これまで、職員提案制度につきましては、組織的にアイデアを量産するためではなく、自主自発的な提案を検証し、前向きな取り組みを後押しするための制度として、職員個人または自主的なグループを対象として想定し、運用してきたところでございます。

 先ほどの答弁と重なりますけれども、このたびは、職員提案制度においては、提案できないとされておりました提案者の職場に係る事務の改善を提案できることとする制度改正を行い、運用することといたしております。その状況を見る中で、必要に応じた対応を検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

○(蔵立委員) ありがとうございました。

 確かに、その量産じゃなくて自主的、自発的な提案、前向きな取り組みを後押しする制度だというご見解でしたけども、やっぱりそれでもどなたがどう見ても少ないように思うんです。

 私、前回の決算でも申し上げたんですが、宇都宮市なんかでは、平成18年度、19年度、20年度と、500件近くその職員提案がされています。中身を見てみますと、例えばどんなことを提案されるのかなというふうに拝見しますと、例えば、小、中学校の屋上に大きな字で学校名を表記して、緊急時の円滑な物資輸送を後押しするといった提案があったりとか、各保育所のそのペンキを塗る際、それぞれの保育園がペンキの色を統一したら経費を削減できるんじゃないかというような提案等々がございました。

 そういった意味で、せっかく皆さんがご努力して、そして、個々の部署でいろんな実際提案があると思うんです。思いがあると思うんです。だから、ぜひ積極的なその提案をお願いしたいし、行政経営室としてもそういった提案を出していただくように、職員の皆さんに勧めていただくようにお願いをしたいと思います。

 次に、主要事務執行報告書10ページ、行政評価について質問いたします。

 行政評価は、皆さんもご存じのように、三重県が始めた事務事業評価が先駆けとなり、全国でも多々取り組むようになってきましたが、その手法というのはまだまだ確立できていないところがあるかと思います。行政評価は、事業の計画を立てて実施する、それまでの行政の運営に、事業を実施した結果、目的を果たし、市民の皆様が満足するものであったか等を分析し、評価し、計画に反映させる活動ということで、やっぱり行政運営にとっては大変大切な部分ではないかと思います。

 しかし、いろんな自治体を拝見していますと、既に導入をしている自治体においても、その団体が置かれた事情や導入の目的に応じてさまざまな形態があり、それぞれ試行錯誤を繰り返しているのが実情じゃないかと思います。一般的には、行政評価が定着し、その効果を発揮するようになるまでには一定の年数がかかるとも言われておりますし、その行政評価自体の有効性が果たしてどうなのかという部分も問われているかと思います。本市では、平成15年度から本格実施し、平成20年度まで6年間、行政評価は経過しておりますが、近々の行政評価に係る現状と課題をお聞かせください。

 以上です。

 

○(西村行政経営室長) 行政評価に関するご質問でございます。

 行政評価につきましては、委員仰せのとおり、平成12年度からの3年間の試行期間を経て、平成15年度から行政評価システムによる行政評価を本格実施いたしております。行政評価は、施策基本事業評価と事務事業評価で構成されており、施策基本事業評価は基本事業を構成する事務事業を、その評価結果を基本に、総合計画の目的に沿って相対的に評価し、事業の推進や事務事業の優先度、改善案に反映することを目的といたしております。事務事業評価は、個々の事務事業を目的への達成度や効率性の検証を行い、今後の改善の方向性を見出そうとするものでございます。

 課題はとのことでございますが、これらの評価が事後評価であることから評価が甘くなる傾向が懸念されるなど、評価の客観性が問われることであると考えております。平成19年度から、所管部局以外の職員が事務事業を評価する業務精査を行っておりますが、この業務精査が一定の外部評価の役割を果たしているものと考えております。将来的には、行政評価システムの中に外部評価、いわゆる2次評価を加えることも必要ではないかと考えているところでございます。

 また、業務精査は平成22年度をもって当初の目的を達成いたしますが、行政評価に対して業務精査が果たしてきた役割をどのように継承するかは、今後、検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。

 

○(蔵立委員) 今、答弁をいただきました。答弁では、事務事業評価は、個々の事業を、目的への達成度や効率性の検証を行う、あるいは評価の客観性が問われているとのことでしたので、私もまさにそのとおりだと思っています。

 そこで、事務事業評価書を拝見しましたところ、平成20年度の事業については成果指標の設定ができず不十分な設定が多かったように感じています。中には、指標設定になじまないような事業も見受けられたんじゃないか。あるいは、例えば目標と結果が全く同じような数値で、果たしてこれで実際に検証ができるのかなと、正直、疑問に感じました。こういった要因をどのようにお考えなのか、お聞かせをください。

 それと、市民に信頼される評価を行うには、現状の課題や市民に対する成果を、日常の業務遂行の中で常に意識する姿勢が必要であると同時に、すべての職員の皆さんが行政評価に対する理解を一層深めていくことがやはり重要だと考えますが、職員の意識改革が進んできているのか、市のご見解をお聞かせください。

 以上です。

 

○(西村行政経営室長) 行政評価における事務事業評価を行うに当たりまして最も重要なことは、当該事務事業の目的に即した適切な成果指標を設定することでございます。

 適切な成果指標を設定することにより、目的に対する実施手法、コスト配分、今後の方向性等の評価が可能となります。成果指標の設定につきましては、毎年度評価単位の設定時等におきまして検証をお願いしておりますが、引き続き、適切な評価指標が設定されるよう努めてまいりたいと考えております。

 また、職員の意識改革が進んでいるかとのご質問でございますけれども、この行政評価の結果につきましては、市ホームページを通じまして公表されております。こうしたことから、平成15年度から本格実施をいたしておりますけれども、徐々にではありますが、着実に職員の意識改革は進んでいるものと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 

○(蔵立委員) 今、最も重要なことは指標を設定するとのことでしたが、やっぱり評価書を見ていますと、ほとんどの指標の設定がアウトカムじゃなくアウトプットという部分が見受けられる。あるいは、目標と結果が同じと先ほど申し上げましたけども、まだ記入しているだけだったらましですけども、全く記入してないような、そういった評価表もあるのが実際です。そういったところは、やっぱりきちんと職員の皆様に記入していただくように改善をしていくべきじゃないかと思います。

 あと、今、意識改革の部分で、徐々にとか着実にとかいう答弁がありましたけども、果たして、そういった部分は何をもってそう判断されているのかと私は疑問に思うんです。そういった部分で、最初の課題、いろいろお話しいただきましたが、やっぱり指標のことを考えると、例えば、市民満足度とその指標との連携とか、あるいは、関係部局の職員の皆さんの取り組み意識というのが不足している部分、第三者評価や、そういった評価の仕組みがまだまだ未確立なところがあるんじゃないかと思いますんで、そういった意味を含めて、マネジメントサイクルをどう動かしていくかということを考えると、私は、今後、これ以上は言わないですけども、やっぱりISO9001なんかのマネジメントシステムの導入を、徐々にではありますが、していくべきじゃないかと思います。他市でも先進的な都市、那覇とか横須賀とか新潟とか、隣の枚方でも取り入れておられますんで、それが果たして有効かどうかも含めて、今後、検討をしていただきたいということを要望いたします。

 次に、職員等の接遇に対する部分、研修等について質問をいたします。主要事務執行報告書28ページのところです。

 都市経営や行政サービスを考える上で何よりも大切なことは、市民の皆様に、行政サービスに満足をしていただき、行政に対して信頼をしていただくことだと思います。特に、窓口や電話による接遇の応対は、市民の皆様が市役所のサービスとしてまず最初に接触を行い、サービスに対しての第一印象を受ける重要な部分じゃないかと思います。

 そこで、市として職員の接遇向上に向けてどのような取り組みをされているのか、お尋ねいたします。

 以上です。

 

○(山本職員研修所所長代理) 職員の接遇向上に向けての取り組みについてのお尋ねでございます。

 新規採用職員につきましては、着任前に行います説明会におきまして、職員研修所から冊子を配布し、社会人のルールとマナーを周知し、接遇の向上を図っております。また、4月の新規採用職員研修におきまして、外部講師を招きまして、冊子の内容に沿った研修を実施してきております。

 既存の職員につきましては、研修所研修での取り組みは行っておりませんが、各所属におきまして職場研修という形で取り組んできております。非常勤職員についても、各職場における職場研修に参加させるよう義務づけており、一定の効果もあらわれてきているところでございます。

 接遇につきましては、今後も研修内容の主要な一つとして位置づけ、電話応対、あるいは窓口応対など、一層の接遇向上に向けた取り組みを促進してまいりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。

○(西村行政経営室長) 職員の接遇につきましての全庁的な取り組みについて、ご答弁申し上げます。

 来庁される市民の皆様への接遇につきましては、その向上を目指しまして、平成12年度に各所管部局に対しまして接遇マニュアルの作成を要請し、取り組みを進めているところでございます。接遇マニュアルの作成要請を行うに当たりまして、基本的事項として、窓口対応と電話対応についての基本的事項並びに身だしなみについての基本的事項を示したところでございます。所管部局では、これら基本的事項に所管部局の業務の特性を加味した個々の項目を、この接遇マニュアルに込めて策定し、接遇の向上に努めているところでございます。

 また、平成16年には、職員の接遇状況に関する市民意識調査を実施し、その検証を行ったところでございます。窓口での対応では、おおむね満足との回答が約77%。電話による対応では、おおむね満足との回答は約72%でございました。これらの調査結果を踏まえつつ、平成17年度には、人権施策を総合的に推進するための高槻市行動計画に基づいた接遇マニュアルの改定を要請するなど、引き続き、職員の接遇の向上に努めているところでございます。

 以上でございます。

 

○(蔵立委員) さまざまな方法で、接遇に対する研修や取り組みを行っていることがわかりました。

 市長がよくおっしゃられる選択と集中の次なる視点は、個々のサービスの生産性と品質の向上だと私は考えます。そういった意味で、接遇の向上のためには、まず、その課題を把握し検証することが重要ではないか、こうした実態調査を行ってから研修へつなげていくということが、効果的にその品質という観点の向上につながるんじゃないかと思います。現在の接遇への取り組みは、どのような検証や経過から行ってきたのかをお聞かせください。

 また、庁内の警備員さん、あるいは案内係といった外部委託先の接遇や業務に対する指導や状況把握の部分はどのように行っているのでしょうか、お聞かせください。

 以上です。

 

○(西村行政経営室長) 現在の接遇の取り組みについての、検証や経過についてのご質問でございます。

 接遇マニュアルの策定など、現在の職員の接遇への取り組みにつきましては、第5次行財政改革大綱実施計画の取り組みとして掲げられました職員の意識改革と行政体質の改善に関連する取り組みとして、平成13年2月の庁議における庁議結果を踏まえまして、行政運営における最も基本的なサービスである接遇の改善、向上を図り、市民の立場に立った行政づくりを進め、満足度を高めることを目的として、各所属長に対しまして、先ほどご答弁申し上げましたとおり、接遇マニュアルの策定とその取り組みを要請したところでございます。

 その後、市民意識調査による職員の接遇状況の検証を行ったところであり、平成17年度には、マニュアルの改定を要請したところでございます。

 以上でございます。

 

○(加納総務課長) 庁内の警備や案内業務等の委託先の接遇や業務に対する指導や把握状況についてのご質問にお答えいたします。

 まず、市といたしましては、業務委託契約書の条項に、従業員の指導教育に関する項目を盛り込み、業務に当たっては、機敏に活動し、態度、言葉ともに礼儀正しく、他人に不快感を与えることのないよう従業員を指導し、風紀、衛生の維持に努めなければならないということを定めまして、接遇やマナーの向上を促しているところでございます。

 次に、委託先の研修の実施状況でございますけれども、警備業務につきましては年2回、案内業務、清掃業務等につきましてはそれぞれ年1回の研修を実施されており、その中で、接遇やあいさつに関する内容も含まれているとのことでございます。そのほか、人権に関する研修も年1回以上実施されております。

 最後に、外部委託先への業務に対する指導や把握状況でございますけれども、警備、案内、清掃の各業務の現場責任者と市職員が月1回定例会議を実施いたしまして、各種のスケジュールの確認でありますとか業務遂行上の課題についての把握に努めており、必要な指導を行っておるところでございます。また、これ以外にも随時、業務遂行上の留意事項につきまして注意を喚起しているところでございます。

 以上でございます。

○(蔵立委員) 答弁いただきました。

 どうしてこういう質問をしたかというと、市民の皆様とお話しする機会が多々ある、多くの議員の皆さんはそうだと思うんですけども、その中で、まず市に対して何か要望はあるかと聞くと、あの部署は対応がねとか、そういう話がよく聞かれるんです。それは、実際その検証してみると、本当にいいか悪いかはわかりませんけども、そういった話はよく聞くというところで質問をさせていただきました。

 市民意識調査で検証をされているということでしたが、実際、その市民意識調査というものは郵送でやりとりしますんで、実際に市役所に来られている方かどうか、あるいは、大分昔に来られていたという方も中にはいらっしゃると思うんです。そういった部分で、やっぱりそのサービスを充実させるということで、きちっとした検証を行っていただけたらと思います。

 先ほども申し上げました杉並区の話になるんですけども、目指せ五つ星の区役所運動ということで、平成14年度から実施されておりまして、窓口での応対や仕事の見直しに積極的に取り組んでおられます。その取り組みの一環として、第三者機関による顧客満足度調査を行い、職場の接客、接遇改善を把握し、取り組んでおられます。その調査は、調査対象職場、調査日を公表しない覆面調査や、あるいは調査員の実地調査などによるもので、窓口であれば、例えばフロアの印象から、身だしなみ、待機時の応対、あいさつ、表情。電話であれば、受け答え方、会話の基本、専門性という部分で、多岐にわたって調査をされております。

 本庁だけではなく、図書館とか保健センター、あるいは選挙管理委員会等々も多岐にわたって調査されていますので、そういった検証を行った上で、接遇充実している、満足している、そういった部分をぜひ積極的に取り組んでいただけたら、市民の皆様も納得していただけるでしょうし、個々の職員の皆さんもやっぱりそういった接遇に対する振り返りという部分になってくるかと思いますので、ぜひともそういう視点を取り入れていただきたいということを要望して、この点は終わります。

 最後に、高槻市公正な職務の執行の確保等に関する条例の部分について、質問いたします。

 平成20年度高槻市公正職務検討委員会による4回にわたる審議が行われ、今年度からそういった条例が施行されました。しかし、この条例には公益通報制度の規定がありません。他の自治体の取り組みを見ますと、吹田市でもいわゆるコンプライアンス条例が本年4月から施行されていますが、その内容は公益通報制度が中心です。同じく平成18年度から施行された大阪市の条例においても、公益通報制度が折り込まれています。これらを踏まえますと、本市の公正職務検討委員会では、公益通報制度に関する議論がなかったのか。また、本市では公益通報制度を条例化しなかった理由は何か、こういった部分をお聞かせください。

 以上です。

 

○(谷口総務部副主幹) 蔵立委員の公正職務検討委員会における公益通報制度の検討についてのご質問にお答えします。

 高槻市公正な職務の執行の確保等に関する条例は、市民、団体などの職員以外の者が職員に対して行う働きかけ、要望等へ適切に対応し、公正な職務の推進と市政の透明化を図ることを目的としており、このために必要な具体的な手続などを定めております。一方、公益通報制度につきましては、平成18年4月に、高槻市職員等からの公益通報の処理に関する要綱を制定し、内部の法律違反に関する通報の処理に関して必要な事項を定めております。

 このように、公益通報制度につきましては、職員からの内部通報を前提に考えておりますので、市民から職員に対して行われる要望などの取り扱い手続を定めた新たな条例とは目的や対象者が異なっていることから、同一の制度として条例化することは、高槻市公正職務検討委員会が取りまとめられました提言にも入ることはございませんでした。

 なお、公益通報制度については内部通報を前提にしており、法律に基づいて実施するものであることから、条例ではなく要綱で運用を図るものと考えております。

 以上でございます。

○(蔵立委員) 今、答弁をいただきました。

 公益通報制度は要綱で定めているとのことでしたが、職員からの通報窓口はどの部局が担当しており、通報を受けたときの措置はどのような手段で行われているのか、お聞かせください。

 そして、同制度ができてからこれまでの通報件数についてもお聞かせください。

 以上です。

 

○(平野人事課長) 職員からの公益通報窓口はどこかということでございます。その窓口は人事課でございます。

 次に、通報を受けたときどうするのかということにつきましては、適法な内部通報であると認めた場合で、容易に対応することができる、そういった場合には総務部長が必要な措置を講ずるということになってございます。

 また、調査が必要なものにつきましては、内部通報調査委員会を設置いたしまして調査を行った上で、市長が必要な措置、再発防止策を講じるということになってございます。また、その結果は通報者に通知するということになってございます。

 なお、本制度ができました以後、平成18年4月からですが、通報はございません。

 以上です。

 

○(蔵立委員) 今、答弁をいただきました。

 本市においては、内部通報の実績はなかったというお答えでした。しかし、公益通報者保護法の目的としては、「公益通報者の保護を図るとともに、国民の生命、身体、財産その他の利益の保護にかかわる法令の規定の遵守を図り、もって国民生活の安定及び社会経済の健全な発展に資する」こととされています。また、4月から施行された公正な職務に関する条例においても、公務の適正な運用を新たな制度の目的とされています。

 それぞれの制度が対象とするものは異なるとのお答えもありましたが、公共の利益のために職責を果たすことが求められている行政機関及び職員によって、組織的な制度のもとで法令の遵守を実行していくという観点では、双方の制度に期待されるものは同じであると思います。

 そこで、これまでの内部通報の実績はなかったとのことでしたが、このような重要な制度についてはいま一度職場や職員個々への周知徹底を図っていただくとともに、高槻市公正な職務の執行の確保等に関する条例の適切な運営とあわせて、高槻市のコンプライアンス体制の推進に努めていただきたいということを述べさせていただいて、質問を終わります。

 以上です。

平成21年決算審査特別委員会(1020日)

○(蔵立委員) 私のほうから数点、確認と質問をさせていただきたいと思います。

 まず、173ページの母子家庭への就業支援等々、相談を含めた部分で質問させていただきます。

 新聞等々にも多々記載されておるんですが、OECDのデータ等によりますと、母子家庭の子どもの貧困率が非常に高いということを昨今述べられています。そんな中で、母子家庭就業支援に関して質問させていただきます。

 まず、1点目は、母子家庭自立訓練給付金事業の母子家庭への周知はどのように行ってきたのか。

 2点目は、自立支援プログラム作成事業を中止している方がいらっしゃいますが、その背景をお聞かせください。3点目は、220ページの高槻市就労支援事業の中に、相談者の内訳として、母子家庭等という項目で相談件数が173件あります。そのうち17名の方が就労されておりますが、この事業と母子家庭等就業自立センター事業との関係をお聞かせください。

 以上です。

○(堀江子ども育成課長) 蔵立委員の、3点にわたるご質問にお答えいたします。

 まず、母子家庭自立訓練給付金の母子家庭への周知についてでございますが、児童扶養手当の新規申請者につきましては、窓口でご案内するとともに、毎年8月の現況届の提出通知に制度を紹介するチラシを同封するなど、市が把握し得る母子家庭のお母さん方の目に触れる形でのご案内や市広報、ホームページ等を活用して周知に努めているところでございます。

 次に、母子自立支援プログラム策定の途中で中止される方の状況でございますが、母子自立支援プログラム策定は就業に係る相談を受け、希望される業種、条件をお聞きした上で、ハローワークと連携して就業支援をするものです。この就業支援は6か月程度かかる場合もあり、その間、定期的に連絡をとっておりますが、突然、連絡がとれないケースがございます。この場合が中止となります。対応している母子自立支援プログラム策定員も、お母さんの状況に応じて適切なアドバイスに努め、就職が決まるまで支援するよう取り組んでおりますが、今、申し上げましたように、突然連絡がとれなくなり、やむを得ず中止となる場合もあるところでございます。

 3点目の、労働福祉課が所管する高槻市就労支援事業と母子家庭等就業自立センター事業を初めとする母子家庭の就業支援との関係でございますが、子ども育成課、労働福祉課、いずれの窓口でご相談になった場合も、母子家庭に関します事案につきましては、相互で連絡をとり合い、相談時に同席するなど、担当者同士のつなぎ誘導を行い、母子家庭のお母さんに必要な情報が漏れなく伝わるよう、横断的に対応しているところでございます。

 以上でございます。

 

○(蔵立委員) 答弁、ありがとうございました。

 今、答弁いただきまして、前回の決算でも同じようなご指摘をさせていただいたんですが、お母さん方の目に触れる形でご案内をしていただいているということで大変評価したいと思いますし、中止の件に関しては、どうしても突然連絡がとれなくなるということで理解をさせていただきました。

 あと、労働福祉課と連携というところで、今、お話を伺った中では、きちんと連携をとっていただいているということで、今後ともその方法でお願いしたいと思います。

 私は、次世代育成支援行動計画の会議に入っておるんですけども、そこでも母子家庭の団体の方からご指摘いただいたのは、やっぱり相談する際にどっちの窓口に行ったらいいのかとか、そういったお話をされていたんで、そういった団体の方のご意見も含めながら今後も対応していただきたいのと、あと、ハローワークの中でマザーズハローワーク、大阪府のほうと茨木のほうですか、ハローワークの中でそういったコーナーを設けたということもお聞きしていますので、そういった情報もしっかりご提供いただいて、ぜひとも就業支援にこれからも取り組んでいただきたいということを指摘して、この件は終わります。

 次に、簡単に保育所の状況を確認させていただきたいと思います。厚生労働省の発表によると、全国の待機児童は2年続けて――平成21年の状況ですけども、昨年より5,834人増加で2万5,384人となっているとのことでした。

 そこで、本市の待機児童数の過去5年間の推移と平成21年度の待機児童数と最近の動向についてお示しください。

 以上です。

○(島崎保育課長) 蔵立委員の、保育所に関するご質問にお答えいたします。

 まず、待機児童の過去5年間の推移についてでございます。

 厚生労働省基準の4月1日の人数で申し上げます。平成16年が142人、平成17年が126人、平成18年が154人、平成19年が88人、平成20年が76人となっております。平成18年以降減少傾向にありましたが、平成21年4月1日の待機児童数は78と、昨年とほぼ同数となっております。

 次に、最近の動向に関してでございます。

 経済状況の悪化等の影響によるものと考えられますけれども、平成20年度の途中から保育所への入所申込者は増加傾向にあります。4月時点で、平成21年は昨年の約1.5倍の申込者数となっております。

 以上でございます。

 

○(蔵立委員) 答弁をいただきました。

 今いろいろお話をいただいた中で、平成21年のお話ですけども、申込者がふえているということです。そういった中で、待機児童の解消に向けてどのような対応を図ってこられたのか、そして、今後の対応をどのように考えておられるのか、お聞かせいただきたいと思います。

 以上です。

 

○(島崎保育課長) 保育所に関する2問目のご質問にお答えいたします。

 これまで待機児童の解消のために、まず定員の弾力化によりまして、厚生労働省が示します基準の範囲内で定員を超えての入所を行っております。

 次に、民間保育所の改築や増設等による定員増を実施しております。具体的には、平成17年度から18年度に、年度の途中の増も含めまして創設と改築により120名の増、平成18年度から平成19年度に増築等によりまして150名の増、平成19年度から平成20年度に、年度途中の増も含めまして改築等によりまして130名の増、平成20年度から平成21年度には、創設と改築によりまして、平成21年9月の創設を含めて180名の定員増を行っております。合計、平成17年度から580名の定員増を行っております。

 また、ゼロ歳から2歳の低年齢児に待機児童が多いことから、平成20年6月から認定保育施設制度を立ち上げまして、認可保育所待機となっている児童の保育を委託しております。6月の立ち上げから平成21年3月までの10か月間で、延べ1,694人の児童の保育の委託を行っております。

 今後も、民間保育所の改築や創設等による定員増が必要であると考えております。また、年度ごとの定員は、制度上高い年齢ほど多くなっていることから、特に待機児童が多い低年齢児の待機児童数の減少が定員増の人数とイコールにはなりませんので、認定保育施設制度の活用も図りながら、待機児童の解消に向け取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。

 

○(蔵立委員) 答弁をいただきました。

 今の答弁の中で、民間保育所の改築や創設等による定員増が必要であるというお考えでしたのでぜひご検討をお願いしたいのと、認識の中で、低年齢児の待機児童数の減少が定員増とイコールにならないということですので、どうしても低年齢児の待機児童という部分が問題かと思います。

 次世代育成支援行動計画の中で、望ましい就学前保育のあり方の検討ということで、政策企画室、教育政策室や保育課、子育て総合支援センター等々、横断的に今後のあり方を検討いただくということで、ぜひその辺の施設のあり方を検討いただきたいというのと、日ごろからよく申し上げているんですが、駐車場の活用とか、またあるいはサイクル・アンド・ライドじゃないですけども、保育所へ自転車を預けて働きに行かれる、あるいは乳母車を保育所に預けて――預けるというか、置いたままで仕事に行かれる方も多々見受けられますので、そういったところも含めて施設の有効利用という部分を、ぜひとも今後ともご検討いただきたいということを指摘させていただいて、この件は終わります。

 続きまして、学童保育、179ページの部分で質問させていただきたいと思います。

 現在、市内40か所で学童保育事業をされているということです。以前からいろいろご指摘等々させていただいていますが、今回はまず指導員の配置の基準の部分がどのようになっているのか、またその待遇面はどのようになっているのか、確認させていただきたいと思います。

 以上です。

○(谷口学童保育課長) 蔵立委員のご質問にお答えしたいと思います。

 現在、学童保育室は、樫田小学校を除く市内40か所の小学校52室で運営しております。指導員の配置基準につきましては、入室児童数が50人までの場合は非常勤職員1名とアルバイト職1名、入室児童数が51人から55人の場合は非常勤職2名、入室児童が56人から60人の場合は非常勤職2名とアルバイト職1名でございます。また、障害児が入室されたときには、障害の程度に応じてアルバイトの別途配置を行っております。

 また、指導員の待遇につきましては、非常勤職の場合は週29時間勤務で月額19万5,100円、アルバイト職の場合は時給900円でございます。

 以上でございます。

 

○(蔵立委員) 答弁をいただきました。

 学童保育を拝見しますと、例えば、保護者からの連絡が指導員となかなかとれない。あるいは、指導員のほうも、例えば、片や運動場に子どもがおられる、片や教室に子どもがおられるということで、見ていますと非常に多忙な感じがいたします。

 そういった中で、一応、非常勤の職員を1名とアルバイト職1名、あるいは2名対応というところもあるんですけども、拝見していますと、やっぱり頭数というか人員が足らないんじゃないかなとよく思うんです。そういった部分で、例えば、非常勤の職員じゃなくて、2名置いているところを1名にしてアルバイトをふやすという発想もあるんじゃないかと思うんですが、そういった現在の指導員の配置基準、待遇について聞かせていただいたんですけども、効果的な運営、効率的な運営ということからすると、先ほど申し上げたように、1名の非常勤の配置でもいい部分があるんじゃないかと思ったりします。

 そういった部分で、非常勤でなくてアルバイトでいいのではないかというところを、どういったご見解を持っておられるか、お尋ねをいたします。

 

○(谷口学童保育課長) ただいまの委員のご質問にお答えしたいと思います。

 ご存じのとおり、学童保育事業は、就労などの理由により保護者が家庭におられない児童を対象に適切な保護を行い、もって児童の福祉の増進に資するといった大変重要な役割を担っております。

 現場の指導員はその役割を果たすべく、児童の安全確保、保護者との面接面談、相談、学校と地域との連携等の業務に、まさに現場の責任者として当たっております。

 その保育内容につきましても、年間カリキュラムを作成し、日々の保育のほか、スポーツ大会や郊外保育等、さまざまな行事を計画し、質の高い保育に努めております。そのため、その重要な職責を担う学童保育室の責任者たる非常勤の指導員は、原則的に教員の資格や保育士の資格等を持った有能な人材を採用する必要があります。

 また、その配置につきましても、児童の安全の確保と質の高いサービスを提供する上でも、原則1室2名が妥当と考えておりまして、アルバイト職につきましては、その補助的業務を担っていただくものと考えております。

 入室児童数が50人以下の場合や、土曜日・夏休み等の出席児童数が比較的少ない日は、非常勤職の配置を1名にし効率的な運営にも努めておりますので、今後ともご理解のほどをよろしくお願いします。

 

○(蔵立委員) 答弁ありがとうございました。

 非常勤の方は、原則的に教員の資格や保育士の資格を持った有能な人材を採用されているということでお話をいただいたんですが、例えば、実際に保育士の方は、民間で保育士を務められるとなると、アルバイトとしても大体800円から900円とか、朝夕でも1,000円前後みたいな話もお聞きします。

 そういった中で、どうしても責任があるというのであれば、例えば、正社員1人を置いてアルバイトにするという発想もあるでしょうし、先ほど申し上げたように、非常勤1名にしてアルバイトにするというところもあるでしょうし、アルバイトやからというて有能じゃないということも、僕は見ていて、お子さんにも非常にきちんと、アルバイトやからといって対応できてないかというと私はそうではないと思っていますので、そういった部分で人員配置について、お子さんにとってどうあるべきかという部分をぜひ考えて、今後も取り組んでいただきたいと思います。

 また、2室化も、今後、待機児童解消ということで進めていくような方向を聞いていますが、例えば保育の出席者数の調査というのを平成20年度にされているんですが、平日5時以降は32%、これは各学童保育室によっていろいろあると思うんですけれども、3割ぐらいの方しか残ってないということは、2室化ある中で、例えば5時からはもう1室にまとめて保育をするという発想になれば、その分人件費が減ったりとかしていくんじゃないかと思いますので、土曜日は効率的に運営されているということですので、そういった部分も含めて、子どもにとってどういう状況が一番いいのかということを、また、順次これからも考えていただきたいということを指摘させていただきたいと思います。

 次は、その学童保育の部分ですが、入室決定あるいは待機通知の発送の時期、以前からも申し上げているんですが、入室できない児童の保護者にとっては通知が遅ければ、やっぱりそこでもし入れないとなると仕事をやめざるを得ないといった部分も出てきますので、そういった部分を改善できないのかというところを含めて、お考えをお聞かせください。

 以上です。

○(谷口学童保育課長) 今、委員ご質問の、入室手続に関してご説明申し上げます。

 入室手続につきましては、毎年12月に市内の各保育園や保育所に対して学童保育募集についてのお知らせの掲示や配布をお願いするとともに、1月20日前後に行われます各小学校の入学説明会において、参加者全員に募集についてのお知らせを配布し、入室希望者には必要書類を配布しております。

 1月下旬には、土曜日や日曜日も含んだ5日間で一斉受け付けを行い、これに先行して行った新2年生、3年生等の継続入室希望者の受け付け分とともに、書類審査や障害児の観察を行った後に入室選考会と障害児保育推進委員会を開催し、最終的に入室を決定し、入室決定通知書と入室待機通知書の発送をすることとなっております。

 今年度は、一斉受け付け期間の繰り上げ等の措置により、入室決定通知、入室待機通知の発送時期を従来より10日間程度早め、3月11日に発送するなど、一定の改善を行っております。

 今後、さらに発送時期を繰り上げるためには、一斉手続期間の繰り上げや申請受け付け後の事務手続期間の短縮等が考えられますが、一斉受け付け期間の繰り上げにつきましては入室要件が不確定な申請書の増加や新たに市外等から転入される児童の状況把握等の課題があり、また、事務手続期間の短縮につきましても、厳正な書類審査や障害児の観察には一定の時間を要することから、今後の課題と考えております。

 以上でございます。

 

○(蔵立委員) 答弁ありがとうございました。

 10日間程度早めていただいたということで、何らかの改善はしていただいているかなと思うんですが、保護者の方からすると、どうしても保育所との対応の違いというのを考えてしまうんですね。保育所は、12月で受け付けを終えて審査をして、大体2月の頭ぐらいにたしか通知が出たんじゃないかと思うんですけども、何で学童は3月やねんというところに来てしまって、もちろん学童保育室に入れればそれはそれで結構なんですけども、やっぱり入れないという状況が3月にわかった上で、さあどう対応しようかということになってくると思うんで、できましたら極力早目早目の対応をお願いしたいのと、また、説明会等々をされるのは、たしか4月1日は休みで2日か3日だったと思うんですけども、4月1日は準備等々があってお休みという形だったと思うんですけど、なかなか4月1日に仕事を休めるかというと、正直保護者の方は難しいと思うんです。そういった部分を含めて極力早目早目の対応を、ぜひ今後ともお願いしたいということを要望しまして、質問を終わります。

 以上です。

平成21年決算審査特別委員会(1022日)

○(蔵立委員) 私のほうからは、環境に関して2点、確認と質問をさせていただきます。

 まず、主要事務執行報告書の231ページの地球温暖化の防止の中で、太陽熱利用、木質ペレットストーブについて質問させていただきます。平成19年度、平成20年度と補助金交付件数が書いてあるんですけども、平成20年度は、太陽熱利用、木質ペレットともにゼロ件ということで、ゼロ件に至った経緯、あと、太陽熱利用やペレットストーブの設置に対する補助制度を設けた理由という部分を、もう一度確認の意味で質問いたします。

 以上です。

 

○(藤井環境政策課長) 太陽熱利用や木質ペレットストーブの設置に対する補助制度についてお答えを申し上げます。

 太陽熱利用や木質ペレットストーブ設置に対する補助制度につきましては、何件か問い合わせがあったものの、実際に補助制度を受けていただくことがなかったため、ゼロ件に至ったものでございます。

 制度を設けました経緯について申し上げますと、太陽熱利用や木質ペレットストーブ設置に対する補助制度につきましては、地域新エネルギービジョンに基づき、市民の皆様に取り組んでいただけるよう設定したものでございます。本市は、平均的な日射量が確保されることから、太陽光発電システムだけでなく、太陽からのエネルギーの変換効率が高く、コスト面にすぐれ、ほぼメンテナンスフリーであります太陽熱利用システムを普及させようと、府域では初めて、太陽熱利用システムの設置に対し補助制度を導入いたしました。

 また、同じく府域では初めてである木質ペレットストーブの設置補助につきましては、市域の約半分が森林で、その間伐材等を利用した先駆的な取り組みの木質ペレットの利用促進と、温室効果ガスの発生抑制のため、普及を促進しようとしたものでございます。

 以上でございます。

 

○(蔵立委員) 答弁いただきました。ゼロ件ということで、数字的にはどうかなと正直最初は疑問に思いましたが、府域で初めてということで、こういった新しい観点で考えていただくというのは、ゼロ件ということで残念なんですけども、発想というか、そういった部分はいいのかなと私は理解をいたしました。他市も、拝見しますとなかなか数字も伸びてないところも正直ありますので、今後、市民の皆様に補助を多く活用いただくような取り組みを進めていただきたいということを要望させていただいて、この件は終わります。

 あとその下、231ページ、環境マネジメントシステムについて質問をいたします。

 環境保全に関する取り組みを主体的に進めるに当たって、環境に関する方針や目標等を設定し、それらの達成に向けて取り組んでいく環境マネジメントシステムとして、既に本市ではISO14001を平成14年度から認証取得をされています。皆さんもご存じのように、ISO14001は、環境マネジメントシステムのいたすべき必須事項を定めており、組織がこの規格に基づいた環境マネジメントシステムを構築、運用することで、組織活動による環境への影響を低減、改善されることが期待されています。

 そこで、まず初めに、本市も取得をされて平成20年3月に認証更新をされたと伺っておりますが、この認証更新について、どれぐらいの費用がかかったのか、まずお聞かせください。

 それと、認証を受ける際、掲げる目標というのは、取得当初、平成14年度と比較して変化したのか、目標に対する認識をお聞かせください。また、他の自治体と比較して、その目標設定は低いのか、高いのか、どのような認識をされているのか、あわせてお聞かせをください。

 以上です。

○(藤井環境政策課長) 更新審査に要した費用についてでございますけれども、審査認証機関による更新審査の手数料は、平成19年度決算で127万4,700円となっております。ISO14001の認証に当たっては、環境実施計画事業の計画的な推進、省エネ、省資源、環境に配慮した公共工事の実施などを環境方針に掲げまして、取り組みを進めているところでございます。

 省資源、省エネルギーに関する目標設定に関しましては、京都議定書の目標達成計画に相当する目標設定としています自治体が大半であると想定されることから、他市と比較して特段の差異はないと認識しております。

 環境実施計画事業につきましても、ISO14001の基本的な概念であります継続的改善の考え方のもと、毎年度目標設定を行って進行管理しております。

 以上でございます。

 

○(蔵立委員) はい、ありがとうございました。本市ではいち早くISO14001の認証を受け、環境問題の取り組みを実行していることは評価をいたします。

 環境問題に取り組むに当たって、ISO14001は指標として大きな成果があるということは確かだと思います。しかし、他の自治体の部分をちょっと見てみますと、例えば、対象の幅が狭かったり、更新のたびに目標設定がしづらい、あるいは容易に低く目標を設定できる、また、これ以上もう削減がなかなか難しくなってきている、そんな他の自治体の課題等々があるとお聞きしております。

 今、お話しいただいた中では、目標設定に関しては他市と特段に差はないというお話でしたが、そこで、今現在のISO14001に対して現状と課題をどのように認識をされているのか、改めてお聞きをいたします。

 以上です。

 

○(藤井環境政策課長) ISO14001に対する現状と課題についてお答え申し上げます。

 本市の環境マネジメントシステムでは、市の組織全体を対象といたしまして、いわゆる紙、ごみ、電気の削減取り組みだけでなく、環境関連施策であります環境基本計画に基づく実施計画事業の進行管理を行っているところが特徴でございます。この環境実施計画事業の実施結果につきましては、毎年度実績報告書を作成、公表いたしまして、市民意見の募集を行っております。寄せられた市民意見を添えまして環境審議会に報告し、その意見も踏まえ、次期実施計画策定に努めているところでございます。

 このように、本市では、ISO14001の基本的な姿勢であります継続的改善の方向性を持ち、PDCAサイクルで環境マネジメントシステムを運用しているところでございます。

 現段階での課題といたしましては、平成23年度が最終年となります環境基本計画の見直しや、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づき策定します実行計画の進行管理と、環境マネジメントシステムとの連携にあると考えております。よろしくお願いいたします。

 

○(蔵立委員) 答弁ありがとうございました。

 今、課題と現状をお聞かせいただきまして、本市では着実に進んでいるというような感じを受けましたが、他市を見てみますと、全国で6番目にISO14001を取得した水俣市なんかでは、例えば、認証の登録の方式から自己宣言方式ということで、みずからで監査を行い、市民の方を巻き込んで実施している。あるいは、環境自治体会議という環境政策を推進している四、五十ぐらいの市町村が集まって、独自の自治体のスタンダードをつくって、そういったマネジメントシステムに取り組んでいる――環境自治体スタンダード(ラス・イー)と言われるものなんですけども、そういった形で独自にされている自治体もふえてきています。

 基本的に、費用面とか、あるいはISOの書類の面とかで仕事量がふえるという部分もあってのことだと思うんですが、いろんな形で、新たな取り組みをされている自治体が出てきているんですが、本市として今後の方向性をどのように考えているのか、ご見解をお聞かせいただきたいと思います。

 以上です。

○(藤井環境政策課長) 今後の方向性についてお答えいたします。

 ISO14001規格への適合につきましては、認証登録機関による認証方式や自己宣言方式のいずれかで対外的に示すこととなりますが、本市では、規格への適合性をより客観的に証するために、外部認証機関によります審査を受審する形態を採用しております。

 本市では、ISO14001認証は本庁舎のみで取得をしておりますけれども、市組織全体が対象となっておりますエコオフィスプランや、環境実施計画事業を環境マネジメントシステムの取り組み項目としていることから、市組織全体で取り組んでいるところでございます。

 今後とも、ISO14001の規格の考えに沿って、実効性のあるシステム運用に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

 

○(蔵立委員) ありがとうございました。現在、ISO14001、エコオフィスプランも連動して、市組織全体でそういった環境の取り組みをされているというお話を伺いましたが、大多数の自治体で、行政内部のシステムとしてそういったISOを使っている実態があるんですけども、環境マネジメントシステムという部分を向上させていくというふうに考えると、やっぱり市組織だけでなくて、市民の皆さんや事業者の皆さんも何らかの関与を強めていかなければいけないんじゃないかと思います。

 行政の施策の実施に当たっては、計画段階から市民の皆様が参画することによって、市民の皆様のまちづくりへの意識の向上が図られる、あるいは、行政計画も市民目線が生かされて充実していくのではないかと考えるんですが、そういった環境関連施策の実施の部分で、市民の皆さんや、あるいは事業者の皆さんの参加について、どのように考えておられるのか、ご見解をお聞きいたしたいと思います。

 以上です。

 

○(藤井環境政策課長) 行政計画も、市民目線が生かされて充実したものになるという考えにつきまして、お答え申し上げます。

 当面は、地球温暖化対策の推進に関する法律の改正に伴いまして、特例市以上に策定が義務づけられております地球温暖化対策実行計画の策定に当たりまして、学識経験者、産業等関係者、市民団体等が参画する策定委員会を設置いたしまして、地域からの温暖化対策を進めるために、目標設定や実効性のある計画策定が求められております。計画策定後には地域協議会等を設けまして、地域として目標達成に向け進行管理をしていくことが必要になりますので、その実施に向け努力してまいります。

 以上です。

 

○(蔵立委員) 今、そういったお話をいただいたんですけども、市民や事業者の参加について、今後検討いただきたいと思うんですが、その辺のところについてどのように考えておられるのか、お聞かせください。

 

○(森畑環境政策室長) ただいま課長のほうから答弁させていただきましたように、当面、地球温暖化対策の推進に関する法律の改正に伴いまして、地域に実行計画の策定ということが義務づけられております。この中で、そういった市民の参画等を含めて実施していくということで、法に基づき進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。

 

○(蔵立委員) ありがとうございました。法改正に伴って、実効性のあるものに進めていくということで、ぜひ取り組んでいただきたいと思いますし、また、今現在、環境基本計画で目標設定されていますが、拝見していると、やっぱり、あいまいな部分というか、言葉じり的なところがあるので、極力、客観性を追求して、そういったマネジメントシステムを、市組織だけでなく、市民の皆さんや事業者の皆さんも一緒となって取り組んでいけるような方向にぜひ進めていただきたいということを要望して、質問を終わります。

 以上です。

○(蔵立委員) 私からも、救急に関して1点だけ質問させていただきます。

 メディアや新聞等々で妊産婦の搬送や救急車の適正利用の問題等々話題となっている昨今ですけども、改めて、高槻市の平成20年度の救急の現状と救急医療体制について、お伺いしたいと思います。

 以上です。

 

○(橋本救急救助課長) 蔵立委員お尋ねの平成20年度中の救急の現状について、お答えいたします。

 救急出場件数につきましては、1万5,362件、救急車で搬送した傷病者は1万3,993人と、救急業務開始以来、最高値を示した前年の平成19年に比べ、出場件数は488件、搬送人員は617人とそれぞれ減少しております。出場件数を事故種別ごとに見ますと、第1位が急病で9,307件、第2位が一般負傷2,232件、第3位が交通事故1,694件の順となっております。そのうち、特別救急隊の出場件数につきましては548件であり、その中で心肺停止状態で救命処置が必要な傷病者は179人でございました。179人のうち、病院到着時に心拍を再開された方が75人、全体の41.9%、この中で1週間生存された方が33人、18.4%、1か月生存された方が23人、12.8%、独歩退院で社会復帰された方が9人、5%で、国、府平均と比較いたしましても、格段に高い数値となっております。

 2点目の、救急医療体制につきましては、高槻市内には、現在、救急病院と言われる急患を受け入れる11の救急医療機関があり、その中で、傷病者に適応した直近の医療機関を選定し、搬送しております。

 また、救命に係る重篤な救急事案につきましては、救急医が24時間体制で待機している三島救命救急センターに搬送しており、市内の医療機関への搬送率につきましては97%と、救急医療体制は充実していると考えております。

 以上でございます。

 

○(蔵立委員) 答弁いただきました。出場件数、搬送人員、それぞれ減少しているということで、適正利用という部分においては、少しは市民の皆さんも認識いただいているのかなと。また、社会復帰された方が5%ということで、これは大変すばらしいことだなと思っております。それと、搬送率も97%ということで、市の認識としては救急医療体制は充実しているということで、私も同様に、高槻市はすごくそういった部分、充実をしているなと日々実感するところなんですけども。

 その中で、市民意識調査、毎年毎年しているんですが、平成19年あるいは平成20年を見てみますと、市政全般についての市民の評価という部分で、最近よくなってきたものというところで、11.0%から9.7%と減少している傾向がある。また今後、行政に期待している分野として、平成19年度から平成20年度にかけて32.4%から40.9%と増加しており、実際のところ、充実しているにもかかわらず、市民の意識としてまだまだ、医療施策、あるいは救急医療体制の整備という部分で、認識の低い部分があるのかなと感じています。このことに関して消防本部ではどういった対応をされているのか、お聞きをいたします。

 以上です。

 

○(橋本救急救助課長) 救急業務に対する市民の意識への対応についてお答えいたします。

 消防本部といたしましては、市民の救急業務に対する正しい理解と認識が不可欠であることから、消防本部で実施しております救命講習会や市行事等のあらゆる機会を活用して、市民の救急車の適正利用と救命率の向上を促すため、応急手当に関する知識と技術の普及を積極的に推進しております。さらには、9月9日が救急の日でありまして、この行事の一環として、ことしにつきましては9月6日に、高槻現代劇場において、健康づくり推進協議会主催の健康フェアに参画し、救急蘇生法体験コーナー及び救急車の展示を実施し、救急業務をアピールいたしております。また、10月3日に生涯学習センターにて開催されました高槻ブランドフォーラムにおいても、救命都市高槻として、特別救急隊の活動内容の紹介や救急車の展示を行ったところでございます。

 以上でございます。

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○(蔵立委員) ありがとうございました。あらゆる機会を活用して、現在も取り組んでおられるということで、吉田忠則委員のお話と重なる部分はあるかもわかりませんが、救命率の問題等々も含めて、AEDの使用とか、そういう部分も含めて、認識というのがまだまだ市民の皆様にはできていない部分もあるのかなと感じるところもあります。特に、地域で日ごろから深くかかわっている方は、もちろん市の方と触れ合う機会があるかと思いますが、普通のサラリーマンの方、我々世代の、子育てしながらという方にとっては、なかなかそういった救急とか救命という部分において、講習に行ったりとかいう部分ができないところがあるんじゃないかなと思っています。

 私、議員をさせていただいて初めて、出初め式とかあるいは災害訓練とかも行かせていただきましたが、ああいう機会をぜひ利用して、先ほどおっしゃっておりましたが、地域の保育所、幼稚園、あるいは小学校のお子さんにPRして、保護者と一緒にそういった催し物に来ていただいて、その場で救急の現状なり応急処置の部分をアピールしていただいたら、ふだん地域となかなかかかわりのない方も、そういった触れる機会がふえるのかなと思いますので、ぜひそういうところも考えていただいて、高槻のブランドという思いを私は持っておるんですが、そういった意識のもとで、ぜひとも今後とも普及に努めていただきたいということを述べさせていただいて、質問を終わります。

 以上です。

平成21年決算審査特別委員会(10月23日)

○(蔵立委員) 私から1点だけ質問します。

 市が保有する租税債権以外の債権に係る歳入について質問いたします。

 市が保有する税外収入に係る債権は、歳入の基礎となる重要な財産であり、その適正な徴収は公平性の確保とともに、地方自治体の健全な財政を維持する上で欠くことはできないものと考えます。

 また、地方分権の推進に伴いまして、自治体の自己責任が従来にも増して重たくなることを意味しており、適正な債権管理が重要な課題になってくるかと考えます。

 そこで、まず市の一般会計における債権の収納状況と、あわせて債権の種類や、その法的な性質がどのようになっているのか、お尋ねをいたします。

 

○(西村行政経営室長) お答え申し上げます。

 平成20年度の市の一般会計における税以外の債権の収納状況につきましてお答え申し上げます。

 まず、債権が消滅いたしました不納欠損額は約1,260万円、滞納となっている収入未済額は約2億3,600万円となっており、経済状況の悪化とともに債権の回収がますます困難となってきている状況に置かれていると考えております。

 次に、債権の種類でございますが、その発生原因から、公法上の処分等の原因に基づいて発生する公債権と、私法上の契約等の原因に基づき発生する私債権に分類されます。公債権につきましては、地方税の例により滞納処分ができる法律上の規定を有する保育所の保育料や、国民健康保険料などの強制徴収債権と、この法律上の規定を有しない行政財産使用料などの非強制徴収債権に区分されております。

 強制徴収債権につきましては、納付期限までに納付しないときは督促を行った後、市において強制的に徴収することができますが、非強制徴収債権となる公債権及び私債権につきましては、履行期限までに履行されないときは、民事訴訟の手続により債権の確保を図ることとなります。

 以上でございます。

○(蔵立委員) 答弁いただきました。不納欠損額1,260万円、収入未済額2億3,600万円ということで、もちろん経済の悪化という部分もありますが、モラルの問題なんかも含めて考えていかないといけないことかなと思っています。

 本市において、今現在いろんなそういった債権の部分をお聞きしますと、所管課がその債権の性質に応じて債権管理を進めていると。特に、債権管理を専門とする担当者が置かれてない部署では、全体として法令等に定められた債権の管理行為を十分に行うことが困難で、そのため収入未済額の増加にもつながっているのではないかと私は考えます。他の自治体では、この債権回収対策に取り組む組織を新たに設けるなど、組織体制を確立して、滞納整理事務の一元化を図ることで、一定の成果が得られているというところが、近年ふえているとお聞きしています。

 そこで、債権管理の公平性の確保はもとより、より一層の事務の適正化と効率化の推進が求められているというところからも、本市においても、滞納整理における債権管理の一元化という部分を、やっぱり私は検討すべきじゃないかなと思うんですけども、市のお考えをお聞かせいただきたいと思います。

 以上です。

 

○(西村行政経営室長) 市が保有する債権につきましては、履行期限までに履行されないときは、債権の督促、強制執行、履行延期の特約や免除等、債権の保全及び取り立てのために必要な措置をとることを法令では定めております。

 しかしながら、支払催促等の実施頻度や法的な強制執行等の必要な措置につきましては、職員体制や日常業務の忙閑等によって左右されることや、また、債権管理に関する民事訴訟法等の手続は、自治体といたしましてはなじみが薄いことなどから、各所管課においては十分な取り組みが困難なケースが生じていることも想定されるところでございます。

 こうしたことから、滞納整理業務を集中的、専門的に担当する新たな部署に移管し、業務の一元化を図ることは、債権管理の効果的な手法の一つであると考えられます。

 一方で、債権管理に関する条例の規定が、債権ごとに異なることもあり、こうした業務の一元化に向けましては、これら関係規定の整備が必要となります。また、新たな電算システムの構築の必要性が想定されるなどの課題もありますが、滞納整理における債権管理の一元化につきましては、その業務の適正化及び公平性の確保の観点からも有効な方策であることから、さらに研究をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 

○(蔵立委員) 答弁いただきました。今、答弁の中で、一元化を図ることは効果的な手法だということで、公平性の確保の観点からも研究していただけるということで、ぜひ私はその方向で取り組んでいくべきじゃないかなと思っています。

 債権管理というと、私も以前の仕事でしたことがあるんですけども、なかなか大変なところで、普通の素人だとわからない部分も、法令とかの部分で多々あると思うので、ぜひ、特にモラルを逸脱しているような債権の部分は、きっちりと管理をしていくべきだなと考えますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上です。

平成21年第5回定例会(第31216日)

○(蔵立真一議員) 高志会議員団の蔵立真一です。3項目について質問させていただきます。

 まずは、予算編成過程についてです。

 景気が低迷している中、税収の落ち込みを考えると、今まで以上に事業の必要性、緊急性等を精査し、優先順位づけをして、事業の選択と財源の有効活用に取り組まなければならないと考えます。それと同時に、市民の皆さんからも、あるいは団体、地域などからも要望がある。私たち高志会議員団も、去る11月17日、市長に対して予算要望を提出しましたが、そういった議員からの要望というものもあると思います。それぞれの要望がすべて反映されれば問題はないのでしょうが、そんなわけにはいかないのが現実であります。

 予算要望の中には、思いが募る余りに過度な予算の、あるいは施策の要求になってしまう場合があると思いますので、それらを払拭し、公平公正を保つためには、一人でも多くの方に知ってもらい、一人でも多くの方に納得をしていただく。そして、その選択に至るまでの説明責任を果たさなければならないと考えます。そのためには、プロセスの透明度をいかに高めていくかが課題であると考えます。特に、新年度の予算編成においては、その取り組みが求められているんじゃないかと思います。

 そこで、数点ご質問いたします。本市の予算編成はどのように行われているのでしょうか。次年度の予算編成の進捗状況もあわせてお伺いをいたします。市民団体の要望、各会派・議員の予算要望をどのように精査し、反映されているのでしょうか。最近では、予算編成過程の公開をしている自治体もふえていると聞きますが、市として現状をどのように認識されているのでしょうか。また、本市の現状についてお伺いをいたします。

 次に、知的財産に対する取り組みについてです。

 2002年12月、我が国産業の国際競争力の強化と文化の創造による、知的財産立国の実現に向け、知的財産基本法が制定、公布され、2003年3月1日に施行されました。また、知的財産基本法第3条、第4条に定める知的財産の創造等に関する基本理念にのっとって、2004年6月4日、コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律が公布、施行されました。

 知的財産基本法、コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律には、自治体における施策に関する責務があるものの、具体的な事務を義務づけられてはいません。そのため、都道府県等における一部の産業振興部門を除けば、これまで自治体、特に市町村では、知的財産の創造に関する関心が高いとは言えないのが現状です。

 しかし、地方分権の進展に伴い、地域間における政策競争も、いや応なく高まっており、現状の経済状況や法制度の変化は、自治体における地域独自の知的財産の創造施策の展開を求められていると考えます。こうした知的財産、コンテンツという目に見えない技術を権利という形に変えて社会に還元し、さらに創造をもたらす発明への意欲を高揚させることが、資源の乏しい我が国の今後の活路を見出すきっかけとなり、低下している国際競争力を高めるために、市政にとって、あるいは市民一人一人にとって重要であると考えます。

 そこで、ご質問いたします。本市として、知的財産に対する認識をどのように考えているのか、また、知的財産を意識した取り組みというのは、現状、本市ではどのようなものがあると考えておられるのか、ご見解をお聞きします。

 次に、全国学力テストについてです。民主党政権で、その動向が注目されていた全国学力・学習状況調査、いわゆる全国学力テストは、これまでの、原則として全校が対象とする悉皆調査から抽出調査に切りかえることを決め、抽出率を都道府県の比較がある程度可能になる数値40%にして実施するとして、新政権下で、前年度比21億円減の36億円を計上しました。ただ、ご存じのとおり、行政刷新会議が行った事業仕分けにより、予算の大幅縮減という評価を受け、抽出方法によっては、個々の学校やクラスや学年、児童すべての学力や学習状況を調査するものではなくなるのではないかと考えます。

 全国学力テストは、教育の質を重視する姿勢を示している鳩山政権にとっても、予算配分を含めた具体的な教育施策を充実させるために、私は依然として客観的な資料になると思いますし、公開することによって、保護者や地域が教育に関心を持ってもらう、協力していただけるきっかけになると考えます。

 そこで、質問いたします。全国学力・学習状況調査では、特に結果を公表することに対して、数字がひとり歩きして点数至上主義、点数競争に子どもたちを巻き込んでしまう、あるいは市町村間の序列化、ひいては競争につながるといったリスクが危惧され、物議を醸しました。本市として、全国学力・学習状況調査について、また、結果を公表したことに対して、どのような認識をされているのか、当初物議を醸したリスクに関してどのような認識をされているのか、お伺いをいたします。

 以上、1問目といたします。

   〔財務部長(乾 博)登壇〕

○財務部長(乾 博) 蔵立議員の予算編成過程に係ります数点のご質問にお答え申し上げます。ご質問の内容が他の部局にも若干関連いたしますので、調整の上、私のほうからお答えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 まず初めに、予算編成についてでございますが、例年10月の初旬に予算編成方針を決定し、職員に周知しているところでございまして、予算編成方針に基づく各部局からの要求につきまして、財務部、次に副市長、さらには市長と、それぞれ予算ヒアリングを行い編成しておるところでございます。また、次年度の予算編成状況についてのお尋ねでございますが、現在、財務部ヒアリングを行っておるところでございます。

 次に、予算要望等についてのお尋ねでございますが、各般からのご意見、ご要望等につきましては、各部で整理を行い、先ほど申し上げました、それぞれの予算ヒアリング時に確認、検討し、反映に努めさせていただいておるところでございます。

 最後に、予算編成過程の公開等についてでございますが、議員仰せのとおり、予算編成過程を公開している自治体はございます。現在、全国で1,789団体ある地方自治体のうち、予算編成過程を公開している自治体につきましては、まだ現在のところ少数ではないかと認識いたしております。

 本市の現状についてでございますが、議員仰せのとおり、昨今の厳しい財政状況の中、貴重な税財源の配分につきましては、慎重にも慎重を重ね、事業の優先順位や事業選別などを行い、真に取り組むべき事業に行政資源を集中するなどとした予算編成方針に基づきまして、予算編成を行っておるところでございまして、予算編成過程につきましては、現在のところ公表いたしてございません。

 以上でございます。

  〔都市産業部長(小林 守)登壇〕

○都市産業部長(小林 守) 知的財産に対する取り組みについてのご質問につきまして、関係部と調整の上、私のほうからご答弁をさせていただきます。

 まず、知的財産に対する認識についてですが、知的財産の創造の効果は、企業等の信用力を高め、新規顧客の開拓など、売り上げを増大させるとともに、他社との無用の紛争をあらかじめ回避できる可能性を高めるなど、知的財産は、その名のとおり、権利者の財産権を保護し、金銭的な利益を与えるものであると考えております。このことから、議員仰せのとおり、知的財産権の保護は、企業間競争力を高めるために重要であり、地域経済の発展に寄与するものと認識しております。

 次に、知的財産権取得に対する主な取り組みについてでございます。

 本市におきましては、技術革新や販路拡大を図り、地域経済の活性化を促進するため、専門的な知識を有するビジネスコーディネーターを市内中小企業へ派遣いたしております。その中で、特許取得などの相談を受けましたときは、大阪府立特許情報センターなどの関係機関と連携し、知的財産の創造への支援を行っているところでございます。また、高槻商工会議所におきましては、知的財産権の相談に関する窓口を年間5回程度、日本弁理士会近畿支部の所属弁理士を専門相談員として配置するとともに、社団法人発明協会大阪支部と連携を図る中でも、日々の相談に応じておられます。

 一方、小学校におきましては、総合的な学習の時間等を活用して、身近な材料を使って、工夫・発明教室を開き、創意工夫する楽しさと、特許や知的財産について学ぶ機会を設けているケースがございます。

 以上でございます。

  〔教育指導部長(山岡利夫)登壇〕

 

○教育指導部長(山岡利夫) 蔵立議員の全国学力・学習状況調査についてのお尋ねにお答えをいたします。

 本調査は、平成19年度から始まり、本年度で3回目の実施となりました。教育委員会や各学校が、全国的な状況との関係において、みずからの教育の結果を把握し、教育指導や学習の改善等に役立てることが調査の主な目的となっております。子どもたちの学力の状況のほか、生活習慣や学習習慣、学習意欲等の現状や課題等について、学校関係者だけではなく、保護者や市民の皆様とも共有化を図ることが課題の解決につながると考えられることから、調査結果や分析、改善方策などを公表してまいりました。とりわけ平成20年度からは、平均正答率も含めた結果を公表したことで、保護者や市民の皆様にとっても具体的にわかりやすいものとなり、子どもたちの生活習慣や学習習慣の改善にもつながったものと考えております。また、学力についても年々上昇の傾向が見られており、家庭、地域の協力と理解のもと、市教育委員会や各学校が課題改善に向けて努力してまいった成果であると認識しております。

 次に、リスクについてのお尋ねですが、教育委員会においても、調査結果の公表に当たっては、数値のみがひとり歩きしないよう、公表の趣旨、目的等を市民や保護者に十分に説明すること、とされたことから、この調査の結果が、学力の特定の一部であることを明示するとともに、資料の読み取り方や具体的な課題、改善方策等を丁寧に示してまいりました。数値の公表により、過度の競争に陥ることのないよう十分配慮して対応してまいりましたので、特に課題となるような状況は生起していないものと認識をしております。

 以上でございます。

○(蔵立真一議員) 答弁をいただきました。

 まず、予算編成過程についてですけども、答弁の中で、編成の流れは10月初旬から始まって、編成方針に基づきヒアリングを行い編成する。各要望は、ヒアリング時に検討していくというご答弁でした。行政としては過程を踏んで、査定なり検討を重ねておられると思います。もちろん、きちんとやっているとおっしゃると思います。ただ、我々はある程度、こうして議員活動をしてますんで情報が入りますけども、果たしてどこまで、市民の皆さんがそういう過程を知っていただいているかというと、ほとんどわからないのが僕は現状やと思っているんです。3月になって、新年度の施策が、これは私の主観ですけども、ふわっとした形で、わいて出てきたような感じがしてしまう部分がある。4月になって、市民の皆様が広報で知らされる。大きな事業になればなるほど、市民の皆様から見れば、いつ、何で、どういう経緯で、こういうことをするんだろう。過程が見えないがために、せっかくいい事業をしているのに不審に思う方もいらっしゃるんじゃないかと思うんです。現在の予算編成の状況としては、答弁の中で、予算編成方針に基づき選択と集中をしっかり行って編成を行っているということでした。ただ、公開という流れというのは、やっぱりこれから進んでいくんじゃないかと私は思います。

 他の中核市では、私の調べた範囲なんですけども、21市が、予算編成に入る前にホームページとか、あるいは報道等で編成方針を公開されてます。市民の皆さんと協働で施策を展開し、まちづくりを進めていくためにも、そういった過程も、やっぱり納税者たる市民の皆様にきちんと説明する必要が、私はあると思います。そういった意味で、まず予算編成方針、予算編成の日程など、こういう流れで予算編成をしていますよという部分を、ぜひ市民の皆様にお示しすべきだと思いますが、ご見解をお伺いしたいと思います。

 次に、知的財産に対する取り組みです。

 景気低迷の状況の中で、どうしても後ろ向きになりがちな状況を克服するためには、前向きに、創造的に考えていく視点というのが、僕は大事かなと思っています。経済のグローバル化とか技術進歩の加速化の中で、そういった視点を、ぜひとも多くの方に知っていただきたいと思っています。

 今、本市では相談とか、そういった業務をされているということで、まずは、やっぱり知的財産の中身を多くの方に知ってもらうこと。今、小学校で工夫・発明教室等々をされているということですが、知的財産先進事業の取り組みということで、富士宮市というところで、子どもたちに知的財産の意識の向上を図る知的財産教育事業というのを行っていますので、そういった事業も参考にしながら、ぜひ中身を広く知っていただくことをお願いしたいと思います。また、そういった中身を知っていただいて、今ある現状を活用できるようにすること、そして、それをもとに知的財産を創造していく、そういった取り組みをぜひ考えていただきたいと思います。そこで再度質問をさせていただきます。

 今ある現状を活用できるようにするという観点でいえば、豊橋市や尼崎市のように、知的財産権取得に対する補助を行っていくという考えもあると思いますが、いかがでしょう。

 また、知的財産を創造する観点からですが、2006年4月に改正商標法の施行に伴い、地域団体商標制度が導入されましたが、この制度を活用して、市内の農産物の商標による差別化を図ることによって、地域特産品などの宣伝や地域ブランドの確立等、地方公共団体のPR手法としても有効なものと考えますが、ご見解をお聞きしたいと思います。

 また、千葉県柏市では産業振興基本条例を制定し、その中で知的財産の創造、保護及び活用の推進を定めておられます。本市でもそういった知的財産に関しての取り組みを推進するためにも、条例化を推進していくべきだと考えますが、ご見解をお聞きしたいと思います。

 次に、全国学力テストについてですが、いろんな議論があると思うんですが、抽出方式が変わる中で、一人一人の子どもたちの状況、今までの授業がよかったのか、悪かったのか、クラスの状況は、あるいは学年の状況は、客観的に検証することが、あるいは把握することができなくなるんじゃないかと私は思ってます。

 先般、橋下知事は、例えば、現在実施している府教委のテストが有効でなければ府独自で新たに実施するテストを行う旨、述べられております。答弁の中では、テストによって保護者と市民と、子どもたちの学力の状況のほか、生活習慣や学習習慣、学習意欲等の現状や課題等について共有化を図れた、また、特に努力いただいた結果、従前言われていたリスクといった課題となるような状況にはならなかった、ということでしたが、そこで、現在実施しているそういった府教委などのテストも活用して、今後も何らかの形で調査を実施し、結果を分析・公表していく必要があると考えますが、ご見解をお聞きします。

 以上、2問目といたします。

○財務部長(乾 博) 蔵立議員の予算編成過程に係ります2問目につきまして、ご答弁させていただきます。

 議員、ただいまご指摘がございました、予算の編成方針、あるいは予算編成の大まかな流れ、そういったものにつきましては、今後、公開していく方向で鋭意検討してまいりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。

 

○都市産業部長(小林 守) 知的財産の関係でございますが、まず、知的財産権取得に対する市の補助についてでございますが、現時点では、国、府等の関係機関と連携した支援を行うことによりまして対応してまいりたいというふうに考えてございます。

 次に、地域団体商標ですが、これは一定の地域で知られることとなったため、地域の名称を冠した商標でありまして、静岡茶や長崎カステラなどのように、各種事業協同組合等が商標登録を受けたものを言いますが、本市ではこのように広く知られたものは今のところございませんが、市外産野菜との差別化を図る趣旨から、高槻産野菜につきまして、「槻っ子やさい」という名称を用いることを推進している事例がございます。このような取り組みを続ける中で、今後、地域商標登録が可能となるように検討してまいりたいと考えております。

 最後に、知的財産の創造、保護及び活用の推進に向けた条例化の推進についてでございます。本市におきましては、先ほどもご答弁申し上げましたとおり、ビジネスコーディネーター派遣事業による知的財産の創造の支援も含めまして、高槻市産業振興ビジョンに基づき、産業振興施策を関係機関と連携しながら推進しているところでございます。また、今後につきましても、各企業との連携を強め、特許取得など、知的財産の創造への支援を行い、その成果を踏まえながら、さらなる取り組みを推し進めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。

 

○教育指導部長(山岡利夫) 蔵立議員の、全国学力・学習状況調査に関する2問目にお答えをいたします。

 子どもたちの学力や学習の状況につきましては、その現状や課題を正確に把握・分析しながら、必要な改善方策等を実施することが大切であると認識しております。全国学力・学習状況調査や府の調査が、今後どのような実施形態になるのか確定していないことから、今後も、国や府の動きを注視しながら、教育施策や具体的な教育指導が効果を上げているのか、検証するための調査の手法や活用方策等について、検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。

 

○(蔵立真一議員) 答弁ありがとうございました。

 順序は逆になるんですけども、全国学力テストについて。今、答弁いただきまして、把握・分析をしながら改善方策を実施することが大切というご答弁をいただきましたんで、私も、まさにそのとおりかなと思ってます。抽出率を縮小していくということで、それ自体は統計学的には問題ないというところなんですけども、やっぱり全数把握というほうが、どっちかというと、いいという中で、もともと府でやっているテストが有効であるというならば、ぜひ活用していただきたい。今後の動向を注視しながらということですので、ぜひ今後もそういった客観的な分析を行っていただきたいと思います。

 知的財産についてですが、補助に関しては、国、府連携して支援を行って対応していきたいということなので、ぜひ進めていただきたい。また、条例化ですが、産業振興ビジョンの中に記載しているということですんで、全庁的に、そういった認識は多分今までなかったと思うんです。深めていただいて、施策に反映していただきたいと思っています。

 農産物に関してですが、地域団体商標登録、ぜひとも目指してほしいなと思うんです。その登録要件の中には、隣接都道府県に認識される周知性の要件という部分、多くの人が知っているかどうかという部分で、なかなか課題はあると思うんですけども、野菜だけではなくて、先日、「高槻いちご」の紹介が読売テレビであったんですけども、そういった農産物を含めて、高槻ブランドの一くくりとして、産地等を表示する際、そういったつけられる文字も地域団体商標登録として出願できますので、ぜひとも、そういった部分を目指して頑張っていただきたいと思います。

 最後に、予算編成過程についてですが、市の予算とか財政に関しては、やっぱり大きな金額の部分がありますので、なかなかわかりづらい部分、やっぱり何事にもわかりやすく説明していただくことが、僕は大切だと思ってます。今回、方針や日程など、そういった流れを示していただけるということで、すごい前向きな答弁をいただきましたので、ぜひお願いをしたいと思います。

 今までの一般質問の中でもありましたけども、一つ何か市で課題があったら、十すべて課題があるというふうにとらえがちなところが行政はあると思うんです。それを払拭するためには、わかりやすく、根気強く説明していただけることが僕は大切かなと思ってます。

 例えば、まんが施政方針「おしえて☆たかちゃん」、あれは非常にわかりやすい。子どもさんも気軽に読んでいただけます。子どもさんが、また保護者あるいは私もそうですけども、高槻市ってこんなことやっているんだねと、あるいはこれはどういうことなのと、そういうコミュニケーションにもつながりますし、他市と比較して、高槻市はこんなことをやっているんだよと言うと、うわあ、すごいねと、町に対して関心を持っていただけるし、私自身もすごい誇りを持って読ませていただいてます。そういった中で、例えばそういったものを活用して、今の財政状況はこんなんですよと、わかりやすく漫画で示していただいて、一人でも多くの方にPRしていただく、そういったご努力を今後もしていっていただきたいということをお願いして、質問を終わります。

 以上です。


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